2016年12月29日木曜日

The Polar Express

大好きなUtahのホストファミリーと泣く泣く別れて、Oregonにやってきました。
去年信州大学に交換留学していて、私がチューターをしていたLauraと感動の再開です♥
空港という公衆の面前にも関わらず、肩に食い込む重い荷物とともに走って行ってローラに飛びついたのでした。
体力的にもメンタル的にも、火事場の馬鹿力(笑)

まあそれはさておき、今日はLauraのお母さんやきょうだい、Lauraの通う大学に交換留学している友達と素敵な体験をしてきました。
アメリカでは有名なクリスマスの絵本、「The Polar Express」を再現した電車に乗ってvery beautifulな山の中を周ってきました。


この絵本、日本では”急行「北極号」”として売られているようです。
ざっくりいうと、クリスマスイブの夜に子どもたちが不思議な電車に乗ってサンタのところに行き、主人公の男の子がサンタのそりについている銀の鈴をプレゼントとしてもらいます。家への帰り道でその子はその鈴をポケットから落としてなくしてしまうのですが、クリスマスの朝、クリスマスツリーの陰に失くした鈴がサンタから届けられていた、という感じです。
気に入ったので、絵本買ってしまった。

電車の中はいわゆる食堂車?みたいにテーブルと椅子があって、絵本の中の子どもたちと同じようにココアとクッキーをいただきました。
途中でクリスマスのライトアップや、サンタクロースの登場など、サプライズもたくさん!
3人の”シェフ”が踊ったり歌ったりしながら、ココアやクッキーを配ったり大型絵本を読んだりと、道中ずっと盛り上げてくれました。
彼ら彼女らのエンターテイメント性というか、強制的ではないhappyな雰囲気を作り出す力、少し分けていただきたいものです。




この絵本の結末…(知りたくない人は読まないでください笑)
サンタが届けてくれた鈴は、男の子と彼の妹が聞いたこともないほどきれいな音がなりました。でも彼らの両親にはきれいな音が聞こえないのです。大きくなるにつれてその音が聞こえる友達は減っていき、そのうち妹も鈴の音色が聞こえなくなりました。でも男の子は大人になってもずっとずっときれいな鈴の音が聞こえていたそうです。

”Believe”がこの絵本のテーマ。科学的根拠や証拠がないと認められない世の中でも、絵本のようなミラクルを楽しめる大人になりたいものです。どんなにたくさん大学みたいな筋を通すことが大事な場所で勉強しても、小さい時に見えていたものや聞こえていたものを大事にしたいと思わせてくれる、絵本と電車の旅でした。
(その前にどうやったら大人になれるか…先日も車が運転できない年齢に見られていたし…笑)

電車の窓
 素敵なクリスマススピリットを全身で感じた一日でした。既に12月28日だけど(笑)
The bell still rings for me, as it does for all who truly believe.
ココアについてきたマグカップとサンタにもらった鈴。
素敵な宝物がまた増えたのでした。

Christmas in Utah


21日から26日まで、Utah州でホストファミリーとクリスマス前後を過ごしました。
特別Utahを観光したわけではないですが、大好きなホストファミリーとショッピングをしたり映画を観たり(初めてアメリカで映画館に行った!)、子どもたちと遊んだり、なぜかスペイン語を勉強させられたり…


家にお邪魔してまず驚いたのが、このクリスマスプレゼントの数!高い天井ぎりぎりの大きなクリスマスツリーの下には、あふれんばかりのプレゼントが!この写真、絵葉書にできそうじゃないですか?笑

パイロットのお父さんは25日には仕事があったため、24日の夜にクリスマスディナーを家族、おばあちゃん、プラス私で囲みました。
料理の得意なお父さんの作ったローストビーフは絶品でした!
ほかにもパスタとかマッシュポテトとかティラミスとかあったけれど、
写真撮り損ねた。

25日の朝、みんなで大量のプレゼントを開けました。見てのとおり、あの量なので一体どれだけ時間がかかったか…私のためにもたくさんプレゼントを用意してくれていました。感動!

この家族では24日にパジャマをもらうのがFamily cultureだそうです。
そのパジャマを着て、25日にプレゼントを開けます。


オクラホマで使えるものを…と考えて選んでくれたそう。
ストレス解消ボール、インスタント味噌汁、ボディクリームなどなど。

ラッキーなことに、24日の夜から25日にかけて大量に雪が降り、文字通りのホワイト・クリスマスとなりました。山に囲まれ、日本とは違ってクリスマスにふさわしい雰囲気の木がたくさんあるここの景色は最高でした。
しかし、パイロットの本性を見た…フライトがキャンセルになれば仕事に行かなくていいそうで、家族みんなで雪で飛行機が飛ばなくなることを願っている…使う客としては迷惑な話です(笑)
結局、予定通りの時刻にお父さんはかっこいいパイロットの制服に身を包み、出かけて行きました。


25日の朝

26日の朝


25日の午後は、University of Utahの中にある子ども病院のそのまた中にある、Ronald Mcdonald Family Roomというところで、利用する家族のためにディナーを作りました。
これは、大きなチャリティー団体の一つで、子どもが入院している家族が子どもの近くにいられるようにするために活動しています。
子どものガンや重い病気を治療するために、遠く、中には別の州からUtahの子ども病院に来ている家族がたくさんいます。子どもは入院していて病院にいても、家族が泊まれる部屋やベッドは病院にはない…でも家族がなるべく子どもの近くにいられるように、泊まることのできる部屋などを用意した施設が、Ronald Mcdonald Houseです。病院から車で5分ぐらいのところにその建物があり、病院内には家族がくつろげる部屋があります。今回はその病院の中の部屋で、私のホストファミリーを含めた3家族クリスマスディナーを用意し、利用する家族に振る舞いました。ここでは毎日3食、ボランティアで家族や団体が料理を作っているそうです。
約60食分、用意するのはなかなか大仕事でしたが、とてもいい経験でした。
世の中クリスマスで浮かれていても、休みなしに病気と闘っている家族もいるんですよね…私たちが作った料理が、少しでもそんな人達の楽しみになったらな…

ちなみに、マクドナルドハウスは日本にも10数個あります。
http://www.dmhcj.or.jp/


ちなみに、クリスマス前にはダウンタウンのホームレスのためのシェルターに古着を寄付しに行くのについていきました。正直、あんなにたくさんホームレスの人が集まっているのを見たのは初めてでした。モルモン教が根付いているUtahでは、助ける人が多いから助けを求める人が集まってくるんだと、ホストマザーが教えてくれました。

雰囲気からわかるかと思いますが、私のホストファミリーはアメリカの中ではかなり裕福な家庭だと思います。そんな恵まれた環境の中で、お父さんお母さんが子どもたちに「自分たちが恵まれていること、感謝することを忘れないで。」とクリスマスの間、何度も言っていたのが印象的でした。

私を本当に家族の一員として扱ってくれた、ホストファミリーには感謝しきれません。
いろんな経験をした、unforgettableな初アメリカでのクリスマスでした。


2016年12月22日木曜日

Going to Utah Again!

交換留学中に絶対やりたかったこと…Utah州のホストファミリーに会いに行く!
1年生の春休みにCIEEの国際ボランティアプログラムに参加し、3週間Utahに滞在して小学校の教師アシスタントをやりました。
この経験のあと、火が付いたように英語を勉強した話もいつか書こうと思います。
その時のホストファミリー、その後もずっと連絡を取り合い、まさに私にとってはアメリカでの本当のファミリーなのです。

今日、ついにその夢が叶いました!

朝6時出発の飛行機でデンバーに行き、乗り換えてユタ州のソルトレークシティーに行く予定でした。飛行機乗るのってやっぱり特別でわくわくします。で、搭乗したまではよかったのですが…一向に動こうとしない飛行機。こんなもんだっけ?と呑気に本を読んでいたら、いきなり全員一度降りてくださいというアナウンスが!どうも機材の不具合で、飛行機のライトが点かないらしいのです。

数日前、天候不良でフライトキャンセルに遭遇し大変な目にあった友人の話を笑いながら聞いていたのに(詳しくはかなこのブログを見てください)、まさか自分もこんなことになるなんて誰が想像したでしょうか。

再出発は3時間後の予定なので当然乗継便には間に合わず、予約取り直し…
まあ今考えてみると、そんなに大変じゃなかったですが、何が問題って、情報弱者になっていました(-_-;) 
最初何が原因かもわからなかったので、あたりを見回し一番親切そうな人に解説してもらいました(笑)
で、予約取り直しの行列の後ろの方にのこのこ並びました。航空会社の人が名前呼びますからお待ちくださいと言っていたのに、みんな勝手に並んで結局早い者勝ち。そういうのを臨機応変に悟って素早く行動するタイプじゃないので、2時間弱も待つ羽目に…

君も並んだほうがいいよと教えてくれた立派な紳士が、幸運にも全く同じソルトレークシティー行きで、何かと助けてくれました。
私たちの飛行機のせいで搭乗口の変更が激しく、いまだに数字の聞き取りが苦手な私は(nineが7に変換される癖、中学の頃から変わっていない)、危うく自分の搭乗口を間違えて別のデンバー行きに乗りそうになりましたが、その紳士が私が誤解しているのに気づいてわざわざ私を連れ戻しに来てくれました。

結局4時間遅れでデンバーに行くことはできたのですが、着いてびっくり。デンバーって巨大な空港だったんだ!事前に何も調べていなかった私は、到着して唖然。そして乗り換え時間が30分あるかないか状態。新しい便の搭乗口も座席も知らないし!と確認したらまさかの文字通り端っこの搭乗口!搭乗口40個分てくてく歩いていきました(笑)着いたらもう自分のグループの搭乗始まっている(;'∀')

まあスリリングないい経験でした。ただ、朝3:50に起きて空港に行った努力が…睡眠時間を返してほしい。

オクラホマを飛び立ってすぐ。広い、平ら、何もない笑
もう一つ残念だったのはUtahで窓の外見ることができなかったこと!
ほぼ何も下調べせず、そーいえば国内線乗る前って何すればいいの?と前日に空港近くのホテルまで送ってくれた友達に慌てて確認していたぐらいの私ですが、唯一きちんとやったのは全部窓側になるように座席を変更すること。なのに取り直した飛行機の座席、ザ・ど真ん中。
ユタの広大な山々を上から見たかったのに…

でもユタに着いて山に囲まれた瞬間、テンションが上がったのはやっぱり日本で山に囲まれていたアイデンティティが騒ぐのでしょうか。

なにはともあれ、無事についてよかったです。
I LOVE OKLAHOMA!になっていた私ですがホストファミリーと再会したとたん、我が家に帰ってきた気分でした。1年半以上たっているけれど、何も変わらない、素晴らしいファミリーがアメリカにいて本当に幸せです!

2016年12月21日水曜日

Looking Back on the Fall Semester

真っ暗になると黒とオレンジのコントラストがいい感じだけど、夕方もそれはそれでいい感じの図書館(笑)
今学期取った授業、強制送還されない&思っていたより割といい成績をとることができて一安心でした。
大学生なんだから当たり前と思われるかもしれませんが、多分それ以上に、本当に授業を中心として自分がまわっていた秋学期でした。
効率が悪いとか、英語の壁とか、理由はいろいろありますが、今振り返ればやっぱり授業が楽しかったからだなあと思います。6個全ての授業が本当に興味のあることだったし、時間がかかっても夜中になっても、やっぱりそれが楽しくて好きだったから、あそこまでやったんだよなあと思います。
よくあった光景(笑)
図書館の2階、Reading Roomが一番お気に入りの勉強場所でした。
言っておくが、Red bullを飲んだのは一応3回だけである。毎日ではない。


それぞれの授業について今思うことを書いておこう。
チャイルドライフとIntro. Human Development & Family Scienceはそれぞれ終わった時に書いたから割愛で。


Introduction to Counseling and Related Professions
様々なカウンセリング理論やテクニックに加え、いろんなカウンセリングの分野、Cultural diversityなど、本当にいろんなことを学んだ授業でした。そして一番思ったこと…やっぱり私はこうやって人を助ける仕事をしたい!
(「こうやって」をどうしてもうまく説明できない…まあ察してください)

正直、毎回授業が終わった後に悔しい思いをするクラスでした。だってこの授業、ディスカッションについていけないと他に何もない。
多分他のクラスメイト達の半分以下ぐらいしか吸収できていないんだろうな…と思いつつ、それでも大いに満足しています(笑)
授業で学んだ内容にも、英語に問題を抱えながらも自分なりにstruggleしたことにも。

レポートが他の授業に比べて長くて大変だったけれど、同時にどれも面白かったです。映画のリフレクション、異文化を実際に体験してCultural diversityについて書く、実際にクライエントの事例を出されてどのように対応するかを考える…等。
一番印象に残っているのは、実際にカウンセラーにインタビューをしたこと。本当はカウンセラーは自分で見つけてねと言われていたけれど、どこにどんな人がいるかなんてI have no ideaだったので、先生に紹介してもらってスクールカウンセラー&プレイセラピスト、現在はOSUのCounseling Psychologyの教授である先生とお話ししました。
カウンセラーみたいな人を助ける仕事では、自分自身が商売道具になるんだから、自分を整えて、磨いていかなきゃという話がすごく印象的だった!その言葉通り、この人だったらなんでも話すことができそうだなあという雰囲気を醸し出していました。たった30分話しただけだけれど、一生忘れないであろう、素敵な方でした。 


Developmental Psychology
これもまた、めちゃくちゃ大好きな授業でした。とにかく人間の成長、からだもこころも全部、生まれる前から亡くなった後まで全てをやったのでボリューム盛りだくさんでしたが。(=授業進むの早い&リーディング課題大量&テスト範囲尋常じゃない)

何よりも、先生がすっごくいい人だった!最初の1か月ぐらいで精神的にどん底に近かったころ、オフィスアワーに行ってついていけない…と敗北宣言をした時、「でもこうやってオフィスアワーに来て何とかしようとしているからあなたは大丈夫。わからなかったら授業の後でもオフィスアワーでも聞きに来ていいし、スライドももう一回見せてあげるし。」と言って頂き、最後の最後まで文字通りそうしました(;'∀') でもその結果、200点満点のテストで196点という奇跡的な成績を取れたし、中途半端にせずやり切った感は一番この授業が強いです。
この先生、親切なだけじゃなくて、なんというか、全てがポジティブなんです。老化現象とか一般的に悪く見られそうなことも、発達の一つとしてポジティブな面を大切にするんですよね…この授業のおかげで、”人間”にこれまで以上に興味を持つようになりました。


Lifespan Human Development
これ実は、上のDevelopmental Psychologyと同じ教科書で、内容は90%同じでした。でも上のはどちらかというと自分自身や実体験と照らし合わせてDeveopmentを教わったのに対し、こっちは割とTheory重視な感じでした。
論文のサマリーを書いたり、メディア記事と授業で扱った論理の関連を説明したり、時間のかかる&何を求められているかわからない課題が多かったのですが、いちいちTAを尋ねてアドバイスをもらっていました。このTAがまたとてもいい人で、話しているだけで楽しかった!

300人というOSUの中でも超大規模な類のクラスだったんですが、たまたま近くに座るようになった3人のアメリカ人と意気投合し、授業のことに関して助けてもらうだけではなく、いい友達となりました。誰が私をThanksgivingに家に連れていくか、3人で取り合って頂きありがとうございました!(笑)


International Composition 1
この授業を取っていた先輩も数人いて、賛否両論ある気がするけれど、私は取ってよかったと思います。いろんな国の留学生が集まっているので(クラスによってばらつきがあり、私のクラスは中国人が大多数だったけど他はそうでもなかったらしい)、授業でのディスカッションやエッセイの課題は常にcultural differencesに関係するものでした。食べ物や美に対する捉え方の違いとか。みんな留学生だから、気は楽だったし、同じ境遇の友達もたくさんできたし。
先生は大学院生のスーパー適当な人でした。「上司と話していたら会話切れなくなっちゃったんだよね~」とか「昨日工事中だった道路避けようと思ったら、今日は迂回した道路が工事中だった~」とか言って10分以上遅刻してきたり(笑)

課題多いから大変だったって先輩方が言っていたけれど、私のクラスは他の授業と同じか少ないぐらい?そこまで大変ではなかったです。
今後この授業を取るか迷う人がいたら…「自分が取りたい専門の授業があるならそっちを優先していいと思うけれど、取って決して損にはならない」と言っておきます(笑)

教科書とノート。
写真ではよくわからないけれど、ノートのボロボロ感がやり切った感じで良い(笑)
アメリカの紙がペラペラだからそうなったとも言えるが。
5 subjectsというタイプの分厚いノートで、この1冊に全ての授業が詰まっている宝物♥

こうやって書いてみると、どの授業でも本当にいい”人”に恵まれていました。
この素敵な人たち無しではここまで今学期を楽しむことはできなかったでしょう。
今、充実感や達成感を感じることができるのも皆が私の足りない部分を補ってくれ、助けてくれたからだなあと思います。

もちろん山あり谷ありの激しいFall Semesterだったけれど、終わり良ければ総て良し!
Thank you everyone!

2016年12月19日月曜日

Weather in Stillwater

今朝起きて、天気をチェックした時、まだ夢の中にいるのかと思いました。
 
 いや、おかしいでしょ!寒い松本市でもこんなのは見たことなかったぞ!最高気温でも氷点下5度だし…
日中も、今日は一日中こんな感じでした。

夜のヨーロッパよりも、松本市の朝よりもここは寒かったようです。ちなみに春日井市は愛知県、SandyはUtah州(Salt Lake Cityがあるところ。松本同じような山岳地帯。)です。今、夜の11時過ぎですが、まだ-15度、さらに体感温度-21度となっております。


ここらで、私が留学する前に知りたかった情報の一つ、Oklahomaの気候についてちょっと紹介します。
(8月からしか知らないけど。)
非常に暑かったです。日差しが強くて、肌が日に焼けている感がすごかったです。どれぐらいすごかったかと言うと、オシャレに関してはLazy極まりない私でも毎日日焼け止めを塗るのを欠かさなかったぐらいです。
そして、暑いのが10月いっぱいは続きます。10月なら、日中30度越えも当たり前でした。今年は例年に比較して暑かったようですが。11月中旬ぐらいまでは、半袖+長袖のパーカーを着ている感じでした。


11月後半ぐらいから急激に寒くなりました。朝晩、氷点下になるかな~という感じです。日中の寒さは松本よりましかなと思いますが、なんせ夜中の3時とかに図書館から帰っていたのでガチガチに震えながら歩いていました。でも私がコートを買ったのはThanksgiving中、11月後半だし、マフラーや手袋を使いだしたのは12月に入ってからです。友達の話によると、一番寒くなるのは1月、2月らしいです。

しかし!ここで要注意!アメリカンパラドックスがあります。
建物の中は基本的に冷暖房効き過ぎです!
私の部屋はその傾向が強く、夏は寒くて眠れないので毛布を買い足し、靴下をはいて、もこもこのフリースを着てしのいでいました。
しかし、今はぬくぬくパラダイスです。なので寮の中では半袖半ズボン、せっかく買ったブランケットは邪魔者と化しています(笑)

どこに行っても冷暖房が常に効いているから、省エネだとか言って微妙な温度設定にする(そもそも部屋ごとに冷暖房を使ったり温度調整できないし)、朝早く教室に行くと寒い思いをする、寮に帰ってもしばらくはコートが脱げない、手がかじかんでペンがうまく持てない…等と言った、日本であるある、暑さ寒さによる不快現象は少ないです。
来た頃は「こんな冷暖房の使い方でいいのか?」と疑問を持ったりもしましたが、いったん快適な環境を体験してしまうともはやそんなことは気にしなくなる…人間の適応能力とは恐ろしいものです。


今日に話を戻すと…
まあこんな気温だし、昨日降った雪が若干残っているし、教会に行くのやめようかな…(歩いて15分)と一瞬思ったのですが、
それだと一日中寮に引きこもることになるので、それは避けたいと、意を決して外に行きました。
1歩踏み出す度に、膝関節が凍ってうまく歩けないような感覚でした(笑)

そしたら教会ですごくいいことがあったんです!礼拝の時に後ろに座っていたおばあちゃんに誘拐されました!(笑)
いきなり礼拝の後、「あなたをadopted child(養子)にするから、家にいらっしゃい!」と言われ、私の実の両親の許可もなくご自宅に問答無用で連れていかれました(笑)昼食、夕食と手作りのご飯を頂き、いっぱいおしゃべりして、クリスマスの映画を観て、隣の家に住んでいた3歳と5歳の超かわいい日本人の子どもと遊んで(この子達、大きくなったら日本語も英語もマスターしてバイリンガルになるんだよな…と、ちょっとうらやましかった笑)結局寮に帰らせて頂いたのは夜7時を過ぎてからでした。
実際に聞いていないけれど80歳は越えていそうなおばあちゃん、元気でキラキラしていて、ずっと笑っていて、とっても素敵でした☆

素敵なクリスマスの飾りでいっぱいの家でした♥
”迷ったらGO”の結果、”人もうけ”ができた一日でした\(^o^)/(アリジィーの名言その2。)
留学中、特に”ヒト”の優しさとか、無限大の力を秘めたかけがえのないつながりに恵まれているので、名言その2もブログのタイトルに足した方がいいかも(笑)

2016年12月14日水曜日

The Beginning of The Winter Break

5週間もある冬休みになりました。セメスター中の反動で、毎日心行くまで寝ています(笑)
21日からはアメリカにいる知り合い訪問大旅行に出かけますが、それまで割と暇なのです。
が、ひとつ恐ろしいのは、大学が幽霊屋敷のようにシーンとしています。アメリカ人はほとんどみんな帰省するし、
仲の良い交換留学生はみんな母国へ帰ってしまったし…
といってもそれなりに、毎日何かと面白いことしています。例えば…

1. アイススケート
試験週間の最終日の夜、私の一番好きな団体と言っても過言ではない、BCMの皆が車で1時間ちょっとのところにあるEdmondまで、
アイススケートをしに連れて行ってくれました。
行った日は最高気温がマイナスという、松本に負けない極寒でした。2回しか転ばなかった上にあざができなかったのは奇跡です。でもまあスケート以上に、ここの友達とは何をやっても楽しいことが幸せです。
イルミネーションがいっぱいで、クリスマスソングがかかっているという、学期終了のお祝いにふさわしい雰囲気(笑)
左の紫の子とは来学期1つ同じ授業を取る予定なので今からとても心強い!


2.電話
Fall Break以来、ベルギーのともーみーとの2回目の電話…なぜ彼女と話すと超長電話になるのか(笑)
それはともかく衝撃的だったのが、彼女、めっちゃ英語勉強してる…私がついていけないぐらい、いろんな熟語とか覚えてるし、会話で使える表現とか知ってるし。なんでも毎日リスニングの訓練は欠かさないんだとか。留学する前は同じぐらいの英語力だと思っていたのに、差が開いている気がしてヤバいと思いました。
そして、ヨーロッパのクリスマスマーケットの話は、電話をブチ切ってやろうかと思うほどうらやましかったです。
とりあえず、彼女に負けないよう英語を死ぬ気で勉強し、クリスマスを思いっきり楽しもう(笑)

他にも、最近懐かしい友達と電話しまくっています。学期中は忙しくてそれどころじゃなかったけど元来寂しがり屋なので(笑)
誰かお時間のある友達がいたら、是非電話してください!\(^o^)/ この幽霊屋敷じゃ話し相手も少ないので(笑)


3.英語とTOEFL
ともーみーに刺激されたのもありますが、1月にTOEFLをもう一回受けることにしました。(というか大学院に出願するのに今のスコアじゃ足りないし!)で、アメリカに来てから初めて?”英語”を頑張って勉強しています(;'∀') 
前回受けたのが2015年の6月だからテストの形式ほぼ忘れているという、情けない脳みそよ…どうか思い出してくれ!
TOEFLでいい点とりたいのはもちろんだけれど、英語を勉強するエンジンとなっているのは、なによりも「来学期はもっと自由に英語を使いたい!」という思いです。遠い目標より近くの目標の方がやる気が増す現象(笑)
大学院のことも、もはや遠いとは言っていられなくなってきたけれど(;´Д`)


4.卒業式
OSUのUndergraduate(学部生)の卒業式を同じく交換留学生の友達と観てきました。
テスト週間直後に、MasterとDocter用、Undergraduate用が2回と、計3回も行われます。
アメリカの大学では入学、卒業する時期もFlexibleなので、秋・春、両学期の後に卒業式が行われます。
(とはいえ、春学期の後に卒業する人の方がもちろん多いです。)
入場行進。20分ぐらい続いたのではないか?
皆が座ってからの写真を撮った方がよかったかも(笑)
率直に、感動的でした。
友達と、「I wish I could graduate from OSU!」と100回ぐらい言い合いました。(信州大学様、申し訳ありません。)
ちゃんと卒業生全員の名前を呼んで、個々に手渡しです。
さすがアメリカ、観客は皆、ヒューヒュー叫んでいました。心臓が止まるほど大きな音が出る笛を鳴らす人もいました。
卒業生は皆、例外なくガウンと帽子を着ていましたが、帽子を飾っている人が多く、面白かったです。OSUのマスコットが描かれているもの、キラキラにデコってあるもの、I love OSUやThank you for my parents等と書いてあるもの…
何はともあれ、OSUは私の中で、ものすごーく大きな愛すべき存在になっているようです。


5.クリスマスキャロリング
キャロリングとは、家や施設等をまわってクリスマスソングを歌うことです。
子どもの時、外国物の絵本で読んだりしていた異国の文化?が実際にできてうれしかったです。
私は教会の皆さんと一緒に、2つのNursing Home(いわゆる老人ホーム)に行ってきました。
好きなクリスマスソングがいろいろ歌えたし、アメリカのNursing Homeをみることができたし、素敵な経験となりました。


6.Hangout & 市立図書館
カウンセリングの授業の一人のクラスメイト、まさかの授業最後の日に意気投合しました(笑)その子は結婚していて旦那さんの親せきが日本に住んでいたらしく、日本に興味があると。昨日、スターバックスに連れて行ってくれていろいろおしゃべりしてきました♥ 授業のディスカッションでいつも先頭を切っていいことを言っていた彼女、すごいなあとずっと思っていたので、近づけて嬉しい限りです。
そしてその後、市立図書館に連れて行ってくれました。大学の図書館とはまた全然違って楽しい本がたくさんあり、これから頻繁に通うことになるでしょう(笑) Thank you for showing me the great place!
交換留学生も簡単にカードが作れますが、住所を証明するものが必要なので、作りたい人は手紙とか何か持って行ってください。
OSUのアカウントの住所は日本の住所になっているので使えませんから!(笑)


最後に…
母が送ってくれた日本のお菓子をアメリカ人の友達にあげたら、食べた後すごく可愛らしいことをしていて思わず爆笑しました。
でもこの気持ちよくわかるな…OSUでもらった絶対必要のない広告とか授業でもらった紙とか全部ため込んでいる私には(笑)
私にとってのゴミ。彼女にとっては記念品(笑)

2016年12月8日木曜日

Final Week and Christmas on Campus

What a beautiful library!

ついにとうとう、明日の2時半にエッセイを一つ提出すれば私のFall Semesterは完全に終了です。
正直な今の気持ち…授業と宿題がないと、何をすればいいか分からない。時間があることに逆に不安を感じる(笑)
明日全てが終わったら、多分今学期の総まとめをブログに書くと思います。みんなに教えたいを通り越して、自分が振り返りたい(笑)

さて、私はこのようにアメリカに来て以来一番のんびりのびのびとしていますが、
大学はFinal Week。大量のテストを抱えている人がたくさんいます。
でもOSUのテストを控えた学生に対するサービスがすごい!

まず、図書館には無料のコーヒーが常備されています。朝にはそこにドーナッツも置いてあり、好きに食べることができます。
お昼ごろに勉強していたら、「スナックはいかが~」といって、おばさんが大きなかごに様々なお菓子を入れて配って歩いていました。
どのお菓子にも、「Good luck this semester!」と書かれたシールが貼ってありました。
なんだかこういう気配り、すごく心があったかくなりますね(私は全然深刻ではなかったけれども!笑)

そしてOSUの名物?夜中のパンケーキ!
うわさに聞いてOSUに来る前からすでにこのことは知っていました(笑)
夜の10時からStudent Unionで、パンケーキとドリンクを無料でいただけます。
私は今のところ皆勤でもらっています(笑)しかも毎日ほぼ同じメンバーで、列の先頭の方に並んでいます(笑)

普段、アジア系の料理を提供している場所が、パンケーキ屋さんに!

日本では夜10時過ぎにパンケーキ食べるとか、ありえなかったなあ…笑
信大も、何かテスト週間が楽しくなるような企画やってくれないかなあ…まあ、単位パンとかがあるか(笑)


ついでにキャンパス内のクリスマスを紹介します。個人的にクリスマス大好きなので♥
OSUのクリスマスの特徴はずばり、決して赤に飾ることなく、オレンジを死守する!
Oklahoma State University(OSU)は、University of Oklahoma(OU)に謎の対抗意識を燃やしています。
松本市vs長野市の謎のライバル関係みたいなものです。
赤はUniversity of Oklahomaのテーマカラーなので、OSUは死んでも使いません(笑)
だから色だけ見ると若干ハロウィーンを連想させますが…

Student Unionの飾り。

夜はキャンパスの中がライトアップされていて、超キレイ!
毎日これを見るたびに心が躍ります(凍えるほど寒いけど)


Student Unionの2階にあるクリスマスツリー。
これが3個ぐらい並んでいる。


カウンセリングの授業があったWillard Hallという建物。
個人的にこの建物の雰囲気好き。
Student Unionの中のコンビニ。
分かりにくいけど、正面の棚はクリスマス特集になっている。


寮も一応…頑張っている笑
クリスマス関係の絵を印刷した紙が無造作に大量に貼られている笑
図書館のチャイム、普段は典型的なチャイムのメロディーか、OSUのテーマソングみたいなものが意味不明な時間に流れるのですが(1:20とか笑)、今はもっぱらクリスマスソングです♥
そして、夜ライトアップされた後、Student Unionの前の広場のクリスマスツリーがクリスマスソングを永遠に奏でています。
でも、パンケーキをもらいに行く道で、それに合わせて大声で歌っている集団は私達以外、今のところ見かけていません(笑)
今年のクリスマスの目標…クリスマスソングの歌詞をできるだけたくさん、英語で覚えたい!
Have a wonderful Christmas!

2016年12月6日火曜日

Birthday Dream

先日は私の誕生日でした。
これがまた、予想を100倍上回る素晴らしいかけがえのないものとなったので、ここでちょっと自慢しておきます♥

アメリカ人、パーティー好きなんですかね… 
1週間前から、「土曜日、誕生日だね!」と何人かに言われ、「え、うそ?!」とこっちが気付かされました。
直前の木曜日にクラスに行ったら、いつも「How are you?」と聞いてくる子達が「Are you ready for your birthday?」と聞いてくるし。(Dead weekのレポート地獄真っ最中だった私は、全力でNOと否定しておきました。)

誕生日前日は、Vanessa達がなぜか前夜祭をしてくれました(笑)
すでに日本では誕生日になっていたため、メッセージが次々友達からきてこの時点で浮かれている私。
20歳最後の夕食を作ってくれた(笑)


誕生日当日には、またまたVanessa達がサプライズパーティーを企画してくれました。11時に地下に来いとしか聞かされていなかったのですが、行ってびっくり仰天。一体何人、友達を呼んでくれたの!
ケーキのろうそくを消す時、誰かか「Make a wish!」と言ったとたん、「Straight A!」「Pass exams!」「Good grade!」等とみんなが叫び出したところに、テスト前の皆の心情が表れていました(笑)それでも私のためにこんなビッグなパーティーを企画して集まってくれたことに感謝です♥

みんなテスト前なのに集まってくれてありがとう!


アメリカンな巨大ケーキ。
味もアメリカにふさわしく、Very sweetで緑茶とか苦いものが欲しくなった(笑)


色は濃いと思うかもしれませんが、このチーズケーキ…最高においしかった!
前日に私の誕生日を知った同じ階に住む男の子が急遽作ってくれました。
来年も日本に届けてほしい!(笑)


パーティーの後、一部の女子で最高の写真を撮ろうと霧雨の中、キャンパス中を練り歩き、大量の写真を撮ってきました。いつも仲良くしている中国からの交換留学生達はあと1週間もしないうちに帰国してしまいます。I'm going to miss you so much... 


誕生日の次の日、また別の子達が大学の近くのレストランでパーティーをしてくれました。
みんな留学生ですが、優秀過ぎる彼女達にはいつも刺激を受けています。
誕生日の歌を、英語、中国語、韓国語で歌ってくれました。日本語ってなんでないんですかね…


みんな超優秀&アメリカで生き抜く力すごい(笑)いつもいろいろ教えてもらっています。

ちゃんと名前の入ったバースデーケーキ。
日本人であることも考えて選んだそうです。
素敵すぎる!

この日の夜はまた別の友達2人がおしゃれなタイ料理のレストランに連れて行ってくれました。
私が今学期、死に物狂いでやっていたことを知っていた彼らは、Stress relief用のエッセンシャルオイルをプレゼントしてくれました。
来学期、役立つこと間違いなしです。


みんなの心のこもったプレゼント達。
これは誕生日当日にもらった分だけだから、実際は次の日にもさらに頂きました。




そしてまだまだ嬉しかったこと。
めちゃくちゃたくさんの友達がFacebookやLINE、Messangerを通しておめでとうメッセージをくれました。
普段とってもよく話す友達から、クラスでいつも隣に座ってくれて私が迷惑かけまくっている子、しばらく会っていなかったもう終わった授業のクラスメイト…もう4ヶ月といってもたった4ヶ月。それなのにこんなにたくさん友達ができていたんだなあと、しみじみします。
来学期大変なことがあっても、このメッセージ達を思い出せば元気になることでしょう。

最後になっちゃったけど当然うれしかったこと!
日本のみんな&信大でできたたくさんのInternational friends!私のことをまだ覚えていてメッセージをくれて、ありがとうございました!

昨日の夜、一体何時間かけて全部に返信したことか…とっても幸せなことです\(^o^)/
アメリカと日本、2倍嬉しい特別な誕生日となりました。

最高の写真を撮ろう大会の中でも最高の1枚。
そしてcrazy & wonderfulな親友たち。
交換留学生に配られたTo doリストみたいなのに、一生続く友達を作るってあったけど
どう考えても達成しました♥

2016年12月4日日曜日

Angels Who Saved Me from the Dead Week

実は今日私の誕生日…昨日の夕方ぐらいから嬉しいことが起こりっぱなしでMAXハイテンションです。が、それは今夜にでも書くとして…

Dead week無事にやり切った‼‼‼ 
Dead weekとは、試験週間の前の1週間のことです。つまり多くの人は大量の試験を来週に控えてヒイヒイしているという状態なのです。
しかし、私はオンラインのテストが一つと、作文のクラスの短めのエッセイがひとつあるだけなので、ほぼ終わったも同然なのです。
(Developmental Psychologyのテストがあったけど、学期中の3回のテストでいい点取ったからファイナル受けなくていいよ~となったおかげ♥)

その代わり…今週はやばかったです… 
レポート7つ、ファイナルレポートと言うことでいつもよりも長かったり、クラスの集大成というものも含んでいたので、
数的にも質的にもハード過ぎました。特にカウンセリングの授業のファイナルペーパー、数えてみるとトータル28時間ほど費やしたみたいです。(これはさすがに今週だけではなく、Thanksgiving breakでコツコツやっていた笑)
今週、絶対に図書館滞在時間が寮にいた時間よりも長いでしょう。アメリカなのに、2時や3時に図書館から独りで帰っていました。

Dead weekをさらにterribleなものにしてくれたもの……風邪をひいたみたいで、体調が最悪でした。
最初、鼻水とくしゃみは花粉症だと思い込んでいました(;'∀') 
やっぱりアメリカでは植物生態も違うから、花粉症も全く違う時期になるのかなと。
そして、頭が痛いのは当然寝不足のせいだと信じ切っていました。まあ半分事実だけど。
さらに、喉が痛いのは最近寮の部屋の暖房が本格的になって乾燥しているからだとアセスメントしました。
今考えれば、よくもまあここまでバラバラに考えたものです。
去年、内科学だか成人看護学だかで、「全ての症状は1つの病からきていると考えろ」って教わった気がするけど、
学んだことを全く活用できていないようです。ま、今学期OSUで学んだことは一生忘れないだろうな。

しかし今週もいつものようにたくさんの人が助けてくれました。おかげで私は今、ペーパーを全て締め切りまでに出し終えて、
幸せに生きています。I'm thankful for being still alive!

まずブログの登場回数ナンバーワン?おなじみのVanessaが、風邪をひいてふらふらしている私に晩御飯を作ってくれました。あと、中国の聞いたこともないあったかーいお茶も作ってくれました。私がそれを食べている間にレポートの意味が通じるかと文法ミスをチェックする… 友達の域を通り越して母の愛を感じます(笑)

もう一つ印象的だったのが昨日の夜、最後のレポートを締め切りに迫られながら書いていた時の事。
書きながら一つ考えていました。このレポートだれにチェックしてもらおうかと。
OSUにはWriting centerがあり、ペーパーを見てもらえるのですが、予約は週3回しかできません。7つもレポートを抱えていた今週、当然3回使い切っていました。予約なしで行けるスペースもあるのですが、その時間までに終わらないだろうと確信していました。
その時、いつも天使のように優しいMcKennaが、私が図書館でペーパーやっていると知り、「もし必要だったら、私がグラマーみてあげるよ!」と突然メッセージをしてきたのです。
今まで彼女に添削を頼んだことはなかったし、彼女は彼女でDead week、忙しいはずです。
結局夜の12時に、メールを通して文法ミスを指摘してくれました。Thank you!

あと、体力も限界に近付いた木曜日に図書館で死にかけていたら、友達が「図書館にいるなら一緒に勉強しよう!」とメッセージをくれ、
5分後にはエナジードリンクの差し入れを持って現れました。
その後、その子に意味不明なリーディングの質問を大量にしたのは言うまでもありません。

助けられてばっかりですが、この恩はいつか別の形で返すということで…
大変ながらも泣くほどうれしいこともいっぱいあった一週間でした。

10月半ばから、レポートとテストを全部書き出して壁に貼っていました。
1つ終わるごとに消していくのが超快感でしたが、最後のレポートを消した時の気持ち…
あとは想像におまかせします(笑)

2016年12月1日木曜日

The Small Trip to Tulsa

お久しぶりです。ここ最近、Thanksgivingを含めいろんなことがあり、今は瀕死の状態です(-_-;) 一つ言えるのは、
”レポート終わらないんじゃないか恐怖”というものはカフェインやエナジードリンクなんかよりも強力に眠気をとっぱらってくれます。
金曜日にすべてが終わったらその辺のことは書くとして、時系列を守るため?2週間前に行ったTulsaの話をお届けします。
(もういろいろ壊れかけているので文体がいつもとちがうかも笑)

私のここでの親友の一人、かつ強力なライティングの先生と私が勝手に任命しているVanessaの家に2泊3日でお邪魔してきました。
彼女の実家はTulsaにあります。Tulsaはオクラホマの中で多分2番目に大きい市で、OSUの離れキャンパスもあります。
(絶対的にStillwaterのキャンパスがメインですが、住み分けがイマイチわからないです。)
車で1時間半ぐらいかかるので、タルサキャンパスで開講されている授業を交換留学生がとることはまず無理です。

文章を作る気力がたとえ日本語だとしても底をついたので、(だからレポート止めてブログ書きだした笑)箇条書きで。
Tulsaでしたこと
・Vanessaのお母さんの手料理を食べる
・Vanessaの妹と弟に振り回される(両親が離婚しているので半分血のつながったきょうだい。5歳と6歳!)
・Vanessaのいとこの6歳の誕生日パーティーに参加する(これがすごい!大量の子どもと食べ物とプレゼントであふれかえっていた。)
・ショッピング(Stillwaterにはない、本屋さんに行けたのがよかった!なんで大学の街に本屋がないのか大いに疑問。)
・Tulsaで2番目に大きな教会に行き、礼拝の後サンクスギビングの伝統的な料理食べる。(これはそのうちブログに書くかもしれない。)
・一緒に行った中国からの交換留学生と日々の悩みを夜な夜な語り合う(こういうのが私を折れないように守ってくれている笑)


ベーカリーと言うと、パンと言うよりもケーキや焼き菓子のイメージらしい。
チーズケーキがとってもおいしかった!


誕生日パーティーで、それぞれカップケーキをデコレーション!
OSUに興味がある人はなつきさんのブログも読んでいる可能性が高いが、
決して比較しないでください(笑)


巨大クッキーの襲来


教会、大きい!合唱団に室内楽団付き!
この空気を知ってる人と知らない人じゃバッハとか演奏するのに差が出るという
お母さんの理論に納得。


タルサがどうのこうのではなく、太陽がすごい。 


タルサ訪問で気がついたこと
アメリカにいるんだっていう初歩的な感動♥
私にとって異国の地、アメリカにいるとは言え、普段はほぼキャンパスの外に出ないのでさすがに見慣れてきます。
キャンパスから出ないどころか、授業のある建物、図書館、寮、Student Union を行ったり来たりです。
(その結果、割高なキャンパス内で食事をすることがほとんどなので、食費がかさむ…)
授業と課題で毎日ヘロヘロになっていると、自分がいかに幸せな立場にいるかに思いを馳せることをついつい忘れてしまいます。
(”馳せる”なんて漢字あったんだ…笑)

でも初めての場所に行って、ああアメリカにいるんだなあ…と、最初に空港からOSUに向かうドライブの中で感じた感動に近いものを、
改めて感じたのでした。これこそ真の意味でリフレッシュ(笑)

なんか、中国語か日本語でも行けそうな顔ぶりだけど、こう見えても共通言語は英語のみです(笑)
2人ともホントにいつもありがとう!
ベネッサ!今夜またレポート持って部屋におしかけるね!締め切り、明日の朝9時だから!(^-^;
よし、アメリカにいる貴重な時間を無駄にしないように、レポート地獄を再び楽しもう!
It's time to dive into the living hell!

2016年11月19日土曜日

Little Things

今週学んだこと:3時以降に寝るのを3日続けると、3日目の頭痛は薬を飲んでも効かないうえに頭だけではなくお腹もおかしくなる(笑)
皮肉なことに、そこまでしたテスト勉強で覚えたことは、人間8時間の睡眠が必要だとか、20代の生活習慣が一生影響するとか。
でも先生に「You're doing good in the class.」と言われて、疲れは割と吹き飛んだのでした。

さて、アメリカにいると、毎日小さいながらも刺激的なことがたくさん起こります。今日はその一部を紹介します。

Netflixの価値
アメリカ人にとって、Netflixとはいったいどういう存在なのでしょうか。
グループで自己紹介をする時、大抵一人はNetflix大好きな人がいます。
Developmental Psychologyで、結婚すると何をカップルはシェアするか?と話していた時に出てきた答えは、
「お金、ベッド、Netflixのアカウント」の3つでした。結婚ってそういうものなのか?(笑)
また、カウンセリングの授業でキャリア形成の話をしていた時、先生が大学院時代の忙しさを話していたら突然一人のクラスメイトが、
「それじゃあいつNetflix観るんですか!?」と真剣に聞いていました。それに対して、「2時ぐらいになっちゃうけれども観る時間はあるよ」と真剣に答える先生… どうやらNetflixとは、私が考えている以上に偉大なもののようです。


沖縄の位置づけ
Developmental Psychologyの教科書で不思議なグラフを見つけました。
日本が長寿国であることはこっちでもよく知られているようです。その中でもこの教科書は、沖縄が長寿であることについて述べています。この時点で私としては、「長野県こそ長寿県じゃなかったっけ?」等といろいろ思うことがあったのですが、このグラフ…
がんで死ぬリスクの国別比較。
グラフに記されたCountryは、Okinawa、Japan、United States…

もはや、沖縄が日本から独立しています。そして、本文中には、「沖縄は中国の東にある小さな島」と書かれているし!なんか…微妙…
ちなみに、お年寄りを尊敬するのって日本の文化らしいです。授業で初めて聞いて結構びっくりしました。


こたつの用途
先週、日本人は床に座るのかと聞かれたので、ついでにコタツという素晴らしいテーブルがあると、写真を見せながら紹介しておきました。「中にヒーターがついているからあったかくなるんだよ」と教えたら、返ってきた反応は、「じゃあ日本人はここで料理するのか?」
いや、料理ができるほど熱かったら、写真みたいに座って団欒していられないでしょ…
コタツが何かを理解していた他の友達が私たちの会話を聞きながら爆笑していました。


日本人のアクセント
先日ルームメイトと、もう一人よく一緒に勉強してもらっている友達と3人で歩いていた時の事。2人が、
「Akariと一緒にいると、変なアクセントがうつる」「私も!」と盛り上がっていました。悪かったね!(笑)
そしてその数分後、2人は「他の言語を勉強する時、Naitiveの発音になるべく近づけたい」という話をしていました。
悪気はないと思いますが、これをネガティブにとらえると、私の英語に対する批判に聞こえるんですけど…(-_-;)
発音が悪いのは認める。アクセントがおかしいのも認める。でも日本語はあなたたちよりずっと上手だから!と心の中で叫んでおきました。(2人とも日本語を勉強しています。一人は本格的に、もう一人は趣味で。)
ちなみに彼女達とけんかしているわけでもなんでもなく、仲良しなのは続いているのでご心配なく(笑)


素晴らしい友達
23:59締め切りのペーパーを、22:00になってもまだやっているという大胆な行動をしました(笑)
この課題、Extra creditだったっていうのもあるけれどもね(やったらボーナスポイント上げるよ~というもの。)
今のところペーパーでほぼ満点を取ることができるのは、他でもないVanessaのHelpのおかげです♥ 
一回、彼女のチェックなしでレポートを出したら何点ぐらい取れるのか試してみたいけれども勇気がないです(笑) 
いつも本当に感謝していますが、たまにこんなことも…ま、こんなことをしてくれる友達ができて本当に幸せです。
私のPaperの意味が通じないところを直してくれている…
と同時に、私のフードの中にこっそり大量のペンを入れている。
それを面白がって写真に撮る別の友達(笑)


Amber、Lin、Vanessa!最高の友達です。
寮の地下のスタディールームに他に人がいないので、
三角コーンの中にペンを投げ入れるという遊びを開発しました。
「類は友を呼ぶ」と言うように、国が変わってもKidishな遊びで盛り上がる友達が私にはできるようです。

2016年11月15日火曜日

Fears of Speaking English

Veterans day
11月11日は復員軍人の日?らしい。
一つ一つのフラッグが、戦争などで殉職された方を表しています。

アメリカに来て3か月がたちました。
最近自分の中で睡眠不足以上に大きな問題となっているのは…英語がうまくしゃべれない
あ、これ授業に関係することでです(授業中とか先生と話す時とか)
友達としゃべっている時についていけなかったりうまく説明できなかったりするのも日常だけど、それは聞き返しやすいし誤魔化せるし、
もはやそこまで気にしていません(;'∀') よくないとは思うけど、それも気にしていたらおかしくなっちゃいそうだからね…

もちろんうまく話せないのは最初から問題ではありました。でも最初は授業で必要最低限のことを理解して課題をこなしていくことで精一杯でした。3か月たってやっと慣れてきて、周りに多大なるご迷惑をおかけしながらも授業で生き抜いていく技は習得しました(笑)
そうなると次の課題は…


①授業で話すのが怖い
アメリカの大学では、発言することが重視されているから、受け身で授業を受けていてもいい成績はとれない…こんな日本人にとってはちょっと恐ろしい話を聞いたことがある人は多いんじゃないでしょうか。
少なくても私が取っている授業ではあまり積極的に発言できないから、それが成績に影響することはないです。先生が問いかければ答えるし、分からなければ質問することが当たり前に文化として定着しているようです。

実はセメスターの最初の方でディスカッションばかりのクラスでたくさん話せないことを先生に相談した時、「話すことがcomfortableじゃない時に無理に話そうとしなくてもいいよ」と言われました。この先生の何を話そうと、どんなに英語が崩壊してようと、プレッシャーを与えない天使のような雰囲気、本当にadmireです。
他の先生と話した時も「授業中にあまりしゃべらなくても、一生懸命やっているのはわかっているから大丈夫よ」と言われました。

でもけっこう授業中に話したい時はたくさんあります。聞きたいことがある時もたくさんあります。
しかし、その10分の1ぐらいしか、実際には声に出していないような気がします。 
理論上?間違えるのを恥ずかしがるなとか、完璧に話せなくても伝わればいいのだとか、そんなことで悩んで聞きたいこと聞けなかったら何のためにわざわざアメリカで勉強してるんだとか、いろいろ分かっていますが…
ま、いつでもそんなに強気になれないのが現状なのです(涙)


②アカデミックな内容が話せない
先生と話す時や、友達と授業の内容とかを話す時、日常英会話と違ってなかなか思うように話せません。佐藤先生が多文化共生の授業で「日常会話ができるから学校でアカデミックな内容を理解してやっていけるという訳ではない」と言っていたことを思い出します。ホントに、ちょっと複雑な内容になると、文になっていない英語になります…

今週、オフィスアワーで先生と話していた時、英語のできなさを思い知りました。この先生、めちゃくちゃいい人なので、ものすごーく頑張って私のBroken Englishをうまくくみ取り、丁寧に説明してくれます。先日最後に、「たまにあなたの言いたいことがわからないから、私が助けになっているかわからないんだけど、大丈夫?」と聞かれました。(sometimesって言ってたけれど、実際はalwaysでしょう。)
いや、one of the most helpful people I've ever met hereです。こないだなんて、教科書に出てこない専門用語のスペルを、授業中にキャッチできなかったので授業後に私の超遅い能力に合わせてスペルアウトしてくれたし…(^-^; 

仕方ないと思いつつも、自分のレベルの低さに唇をかみたくなります。
仕方ないと思いつつも、先生やクラスメイトに本当に申し訳ないと思ってしまいます。


とりあえずまとめると、
最近自分の英語に自信が持てないから話すことに恐怖を感じる but 話したいことはたくさんある
この2つが常に対立していてなかなか心は荒れ模様です。

ある意味、最初の壁を乗り越えたから最近この問題が浮上してきたのかもしれません。
昨日、カウンセリングの授業で話している時に脚が震えているのに気が付いて、前はそこまで深刻に考えていなかったんじゃないか?
と思います。話そうと思うと心拍数が上がるのを感じます(笑)

具体的に解決策があるわけではないですが、こっちに来てから作り出した、自己慰め論の一つ(こんなのばっかり開発してる笑)
自分が精いっぱいやっていれば、後は時にしか解決できないこともあるさ!
最初の3か月、辛いことも多かったけど、こんな大きな環境の変化に最初からパーフェクトに適応できなくてもいいんじゃないでしょうか。怠けているわけではなく、自分なりにがんばっているなら、結果がすぐに出なくてもそのうちなんとかなるでしょう。
(実際この3か月そうだったし!)

もうすぐ今学期は終わっちゃうけれど、話せても話せなくても後悔だけはしないように、
心臓バクバクさせながらもStruggleしていこうと思う今日この頃です☺

そうね…たいてい金曜日は心身ともにwiped outだし、
英語が話せないことで一番悩んだ1週間だったし、
倒れこむのも無理ないか…という訳ではない(笑)