またまた、個人的な興味に基づいてつらつら書きます。 留学に役立つ情報ゼロです(笑)
私の大好きなチャイルドライフの授業は、ショートコースで1単位なので、実質今週で終わり、来週はテストだけです😭😭😭
クラスの7人全員で、授業終わるの嫌だと先生に抗議しましたが、ダメでした(笑)
で、今週は集大成として、それぞれが授業で学んだことを元に、セラピューティック・プレイを3つ考えて発表しました。
セラピューティック・プレイとは私の殴り書きノートによると、「子どもが病院での不安や気持ちを表現したり、ストレスを発散させたり、その子なりの病院でうまくやっていく方法を見つけたりすることを促すための遊び」です。ま、心のケアを目的とした遊びってことですね。
チャイルドライフスペシャリストの役割の中では大きな役割を占めていて、授業でも結構な時間をこれに費やしました。
私が絞り出した3つの遊び
⒈ Cheerful Frame
ただ、好きな写真を選んで、フォトフレームをデコレーションして、病室に飾るという超単純なもの。
理由:病室を子どもが親しみを持てる場所にする。写真が家族や友達の存在を思い出させてくれる。
これ私の寮の部屋から思いつきました。みんなに出発前にもらった手紙と、送別会とかしてくれた写真を飾ってあるので!
⒉ Colorful Spininng Top
日本人らしくいこうと思って、折り紙のコマを作りました。独創性ゼロですがここでは誰も知らないのでうけました。ちなみに「Origami」自体は結構みんな知っています。
理由:コマは折り紙を3枚使うので、色とかパターンとか、子どもの選択肢が増える(先生曰くこれ重要!)達成感が得られる。プロセスが決まっていることに集中することで待ち時間とかの不安を忘れられる。どこでも遊べる!(例えば点滴とかする時でも、片手空いていれば遊べるからね!ヒコーキじゃ治療中に遊ぶのは難しいので笑)
⒊Well Done Blocks
レゴよりも大きめのブロックに、子どもが病院で頑張ったこととかをラベルに書いて貼ろう!というものです。
理由:頑張ったことが目に見える、量でわかる。そのブロックでどう遊ぶか、どう組み立てるかとかで、子どもが気持ちを表現しやすくなる(例えば、嫌だった処置のことをを書いたブロックは使わないとか…)
クラスメイトの発表もすごかったです!アメリカ人の考える遊び、スケールがでかい!例えば、
・ストラックアウトの数字の代わりにいろんなFeeling書いて、ボールが当たったFeelingをどんな時に感じるか話してもらう
・洗面器みたいなのに赤い水とピンポン玉や赤いビー玉を入れて「Blood Soup」と題し、白血病の子に血液の仕組みを説明する
・病院で医療器具のScavenger Huntをする!(ヒントをもとに場所や物を探して、見つけるとそこにまた次のヒントがある…を繰り返してゴールを目指すゲーム)
もう一つすごいのが、これらの遊びは、みんなChild Development(日本語で何かがわからない笑。発達心理学がこれにあたるのか?)に基づいて考えられていること。何歳だと、こういいう傾向があるからこうしよう…という風に、みんな根拠があるんです。 私も今、そういう授業を2つとっているので、そこで勉強したことがつながるのが面白いです。エリクソンとかピアジェとか、有名どころは看護の授業でもちょっとやったけれど、やっぱり本格的にやると奥が深いし、発達段階を考えること
の大切さを感じます。
そういえばこの発表の後めちゃくちゃ嬉しかったこと!
チャイルドライフスペシャリストの先生が先日、私にこの授業を取ることを勧めてくれた別の教授と話した時に私の話になったらしく、短期間で英語上手になったと話したそうです!「だからもっと自信持ちなさい!」と激励されました\(^o^)/
実はその別の先生にも英語上達したと言われていたので、本当に裏でつながっているようです(笑)
そう言われるということは最初の英語がどんなレベルだったんだ…ということは棚に上げて、単純に喜んでおきます!自分では、こっちに来てから英語が上達した自覚ゼロ、むしろ下手になった気がしていたけど、ちょっとは成長しているようです。
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発表用のポスターとコマ(欠けてるけど)
みんなのポスターはとてもかわいらしく飾られていたけれど、私はそんな時間なかった(;'∀')
クラスメイトに配る用のHandoutは、短時間で作ったら文法ミスが多いから写真撮りたくないです。
といってもそのままみんなに配ったんだけどね… |
ついでに、若干保健学科を思い出す内容なので、看護の友達が読んでいたら教えたいこと。
去年、某偉大な内科学の先生に、アメリカではホッチキスなんてごみの増える古臭いものは使わないんだ!と刷り込まれたので本当なのか期待していましたが、ばっちりみんな使っています(笑)あの情報はサンディエゴだけなのでしょうか…
ちなみにアメリカのホッチキスを使うには、握力と、てこの原理の有効活用が必要です。Bigger is betterといいますが、小さくしたほうがいい時もあることに、アメリカ人は気が付かないようです。