2017年2月26日日曜日

This Is American Classes!

最近、花粉症に振り回されています。2月といってもすでに30度を超える日があり、キャンパスにはすでにノースリーブのへそ出しで歩いている人がちらほらいます。(大半は半袖のTシャツですが。)
プラシーボ効果を期待してアメリカの花粉症の薬は日本のよりも強力なはずだと信じていますが、症状は治まらずイライラしています(;'∀')
でもマスクが好きではない私は、ここでは花粉症ならマスクしろよプレッシャーを感じないのでいいです。(そんなもの誰もしない笑)


さて、Timちゃんの真似をして、私も授業についてちょっと詳しく書こうと思います。
もう6週間終わったなんて、信じられません。残りの日数を数えたくない…

総論:
先学期のレポートの数は異常だった!今学期になって一番痛感していることです(笑)
確か先学期は、1週間に3回ぐらいWriting Centerに行ったり、週に5個とかレポートあったりした気がするけれど…どうやってそんなにさばいていたんだろ(^-^;
今学期はどちらかというと、テスト重視なクラスが多いです。といってもレポートもあるわけですが。PsychologyとかHDFS(Human Development and Family Science)みたいな、Humanity系の専攻は、レポートとリーディングが大変なんだそうです。ちなみに私のほとんどのクラスはこの2つの学部です(笑)でもTimちゃん達の話を聞いていると、文学専攻の方が絶対大変そう。

どっちがいいのか…
私の場合、レポートは時間がかかるけれどYDK(=やればできる子)、テストは別のYDK(=やってもできない子)に陥りがちです(^-^; 
ってともーみーに言ったら、YDK=やってもできないクズ、と教えていただきました…
そして、3000番、4000番台、2000番台のくせにめちゃ意味不明な授業を主にとった私は、レポートの数が少ない分、大量の教科書と論文のリーディング、授業中さっぱりわからん状態だったところを見直して友達か先生に教えてもらうという作業に時間を取られまくっています… でも正直、これが楽しいんだな♥ どうせどの授業を取ったってある程度大変だろうから、本当に自分が勉強したい授業をとるのを強くオススメします!

ちなみに、私は難しい授業3つは、先生にお願いして録音させてもらっています。用意周到、かなこが持ってきたレコーダーを、なぜか私が奪い取って使っています。帰ったらたっぷりお礼をしなければ。
聞き返せば理解できることも多いですが、聞き返したところで貧相な語彙力と微妙なリスニング力のせいで結局分からないことも多いです(-_-;) なので、レコーダーを持ってきた方がいいかと聞かれてもオススメなのか微妙なところです。
(自分は持ってこないで他人のを毎日使っている人が書いているとは思えない笑)


アメリカの授業…
一概に日本よりいい!と言える訳ではないですが、少なくとも私がとった授業から言えること。非常に楽しいです!!!!!!!!!!!‼!!!!!!!!!
たとえ全部理解できなくても、課題が多くて眠れなくても、(^-^;

どの先生も、授業中いろいろ質問してきます。答えがある質問もあるけれど、それ以上に、「What do you think?」とか、「Do you have an example of this situation?」みたいな、考える質問も多いです。日本だと、そこでシーンとなり、気まずい空気になって、最終的に先生がただ話し続けるか、誰かが指名されて無理やり最小限の語数で答えるか…って雰囲気だった気がします。(私の経験だから、全部がそうってわけではないと思うけど!)
でもここでは、誰かが話し始めます。それで他の人も話し始めます。先生が聞いている場面ではなくたって、手を挙げて質問したりする人だってたくさんいます。このInteractionが、授業を面白くしている秘訣なんじゃないかなあと思います。
(信大で、日本の授業はつまらないから海外行きたい~説を何度か聞いたけれど、要は授業や先生の問題ではなくて、学生の問題…?)

寝ている人はまず見たことないです。これすごいと、日本人がいかに授業中に寝ているかをアメリカ人に話したら、「授業中に寝るぐらいなら、その授業出ずに家に帰って寝るよ」と言われました。そして「日本の国会議員ってどうして居眠りしてもいいの?」と聞かれました。
ケータイを鳴らすなとの注意は日本より口うるさいです。そして日本よりもしょっちゅう、誰かが授業中にケータイを鳴らします。


1コマ50分か75分(週3回なら50分、週2回なら75分)というのも良い!信大の90分は、集中力が持たない(笑)
加えて、週に2回、3回とあるから、その科目についてコンスタントに考えている気がしていいです。1週間に1回の信大では、前回何やったっけ?状態でしたから(^-^;
そして、絶対に1分たりとも延長しない(笑)早く終わる先生はいても、延長する人は見たことないです。
というか、終了時間が近づくとみんな片付けだすし、授業が終わったら数秒でみんな教室から出ていきます。とにかく早い…
これ、一番理解できない文化(笑)何をそんなに急いでいるんだ?!


あと成績の付け方がはっきりしていていいです。どの授業も、学期の初めに超詳しいシラバスが配られます。そこに、この授業は何点満点で、テストが何点、レポートがそれぞれ何点…というように点数がはっきり書かれ、最後に90%(89.5%の授業もある)以上がAで…とはっきり明記されています。そしてテストもレポートも、自分が何点だったのかfeedbackが帰ってきます。(feedbackとFacebookって見た感じめっちゃ似てる!)信大のeALPSのような、D2Lというページがあり、そこにGradeが全部表記されます。そこにコメントを残してくれる先生もいます。この点数公表システムは、学期中ずっとモチベーションを保つのに役立ちます(笑)
信大で私がとった授業、成績評価基準が、「試験、出席日数、出席態度、授業への参加度、レポート等で総合評価を行う」みたいなのもあったなあ…このあいまいさ‼ そしてテストもレポートもfeedbackなし!がほとんどでしたからね…

アメリカ人、成績を本当に気にします。
進学や就職だけではなく、奨学金や大学内の表彰、status等、成績がいろんなところで大きく関係している気がします。
賛否両論あると思いますが、アメリカの大学の一生懸命勉強する雰囲気はひとつ、この成績の重要性に影響されているんでしょうね。
理由はともあれ、勉強を最大限に頑張って、なおかつカレッジライフを楽しもうというアメリカの大学の雰囲気、非常に好きです。


本当はそれぞれの授業がどんな感じでいかに楽しいかを書こうと思っていたのに、思いのほか総論が長くなったので今度にします(笑)

最後に…昨日の夜、VanessaとAmberが、いきなり私の部屋にやってきて、花をくれました。(偽物です)
実は今週、なんとなく疲れたし、いろいろうまくいかなかったし…と昨日はかなりネガティブモードに陥っていたのですが(Mid-term crisisと命名した笑)、それを知っていたかのようなサプライズプレゼントでした。しかもめっちゃ嬉しいメッセージまでつけてくれたし。
必要なものって、なんでも与えられるみたいです♥ 留学、何が起こっても大丈夫だわ~と感じた一コマでした。

2017年2月18日土曜日

Dear Tutors

今日、Infant and child developmentのテスト勉強を友達と一緒にしていた時、その子に聞かれたこと。

「How can I make more International friends?」

彼女は授業の後、毎回一緒にお昼を食べながらその日に習ったことで私が聞き逃したことや分からなかったことを確認してくれます。
それだけではなく、彼女の教会の夕食会に連れて行ってくれたり、いろんな話をしたりと、かなり仲のいい友達になりました。2人でテスト勉強をするのはあまり得策ではないかもしれません。話が脱線しまくりでしたから…とはいえ、私は大助かりでした。Thank you Emilie!

彼女曰く、彼女の教会は留学生があまりいないからもっと誘いたいけれど、アメリカ人にどうしてもらったら嬉しいかを聞きたいとのこと。
彼女自身も、私が初めての留学生の友達だったそうです。
私が最初に思ったのは、「いや、あなたが素晴らしすぎたから私はこうして今友達なんだから、そのままでいいんだけど…」
とにかく、私が彼女に言ったことは、私が日本で留学生にしてあげたらよかったことなので、ちょっと書いておこうと思います。


基本的に、留学生は現地の学生の友達をいっぱい作りたいと思います。(もちろん留学生同士もだけど。)
いろんな経験をしたいし、現地の文化に触れたいと思っていると思います。
手続きや苦労を乗り越え、努力してはるばる違う国にやってきたのだから、やる気に満ち溢れていると思います。

そう思っているなら積極的にどんどん行動して、友達も自分からつくっていけばいいじゃん!と思うかもしれませんが、
自分が留学生の立場になってみて思ったこと…
新しい環境で、まだつたない外国語で、何が良くて何が失礼なのかも定かではない異文化の中で、現地の人達に近づいていくのは、緊張します!やる気はすごーくあるつもりなんだけど、ちょっと怖くて怖気づいてしまう…そして後でなんで行動できなかったんだろうと涙が出るほど後悔する。


留学するって想像以上にストレスフルなことだと感じました。
自分のできないことが際立って、ここまで来ても自分を変えられないことに無力感を感じたり自分を責めたり…
友達がいっぱいいて本当に幸せでも、孤独感や劣等感を感じることは今でもあります。
まあ個人の性格にもよると思いますが(こっちが引くぐらい積極的でだれにでも話かけられる留学生だっていっぱいいます。私はその部類ではなかった笑)

きっと私が信大で出会った、たくさんの魅力的な留学生達も、多かれ少なかれ、表に出さなくても私と同じような気持ちを味わっていたんだろうなあと思います。
同じ国の子同士で固まってしまう気持ちも、なんだかわかる気がします。外国の大学にいるってこと自体がすでにもうsuper challengingで、想像以上にエネルギーを使っているんです。母国語でストレスを発散させる場所がたまには必要です。きっと、意欲がないからたむろしているわけではなく、Capacityを超えて頑張っている中での束の間の休息なんじゃないかなあと思います。

そんな時、友達の一声、笑いかけてくれる、ちょっと気にかけてくれる、手伝ってくれる、メッセージをくれる、一緒にいてくれる、ご飯や勉強会に誘ってくれる、すれ違い際に名前を呼んでハグをしてくれる(日本じゃハグまではいかないとしても笑)…そんな一つ一つの現地の友達との何気ない一コマが、身に染みて嬉しいんです。本当に、そんな一瞬の嬉しさでその日の疲れや悔しさが吹き飛ぶこともしょっちゅうです。

例えば、Personalityのテスト前日に…

一緒に図書館でテスト勉強。
いつまでたってもValifiabilityと言う言葉がReliability, Validityと混同し
覚えられない私のために替え歌を作ってくれたクラスメイト。
 
筆箱の中にこっそりメッセージを書いて入れておいてくれた…
How sweet!

私がチューターや日本人学生に言いたいこと。
・自分から留学生に声をかけてみてください。特に最初は会話を誘導してみてください。
多分、最初はみんな緊張していて、慣れていなくてぎこちなかったりするかもしれませんが、本当は友達になりたいんです。
・言葉がつたなくても、ちょっとだけPatientになって聞いてみてください。留学生にも話させてあげてください。
言葉が出てくるのに時間がかかることはあるけれど、きっと言いたいことがたくさんあると思います。
・その留学生の国や言葉、文化に興味を持ってみてください。いろいろ尋ねてみてください。
興味を持ってくれるとすごくうれしいです。
・いろいろ教えてあげてください。当たり前にみえることも含めて。誘ってあげてください。
みんなにとって当たり前のことだったり、そこら中に書いてある情報でも、留学生にとっては他の言語だから無意識に得る情報が少ないし、読んでも何か分からなかったりするんです。
・言葉が間違っていたり、もっといい言い方があったら、それとなく教えてください。
語学力を上達させようと、留学生は必死なんです。別に「今のは違う!これが正しいよ!」と言わなくても、正しい言い回しで私が言ったことを繰り返してくれるだけで、とっても勉強になるんです。
・もし自分が外国に留学して、留学生の立場になったらどんな風か…ちょっと想像してみてください。
それで自分がして欲しいことを、多分目の前の留学生も感じていると思います。


結論…つべこべ言わず、チューターの義務だからとか考えず、普通に友達になってみてください!
あなたの一声が、留学生にとっては一生の思い出になるんです!

※全て、私の勝手な意見です。チューターの皆さん、ちゃんと佐藤先生や河野さんに従ってください笑

なんだか書いていて、自分の言い訳パーティーみたいに見えて恥ずかしいですが…(;'∀')
信大に戻ったら、チューターをするしないに関わらず、私はこうやって留学生に接したいなあと思います。
ちなみに、毎日、帰国せずにOSUに残る方法はないかといろいろ妄想しています笑

2017年2月9日木曜日

Tips for Class Enrollment

Spring semester最初の大きなテスト、一番大変なClinical Child Psychologyのテストを何とか乗り切りました。(最近Personalityの方がやばい気がする時もあるが…) 授業も課題も大変なのですが、テストももれなく大変でした。信大で多分一番怖かったテスト、内科学と同じスタイル…Multiple chioiceの後に穴埋めや1,2文で答えられるShort answerタイプが続き、最後には1ページ分のEssayを2つ手書きで書くという…(;´Д`) 手汗をかきすぎてシャーペンが滑りまくり、なかなか見栄えの悪い解答用紙を時間ぎりぎりで作り上げました(笑)まあ結果がわかるまでは忘れよう!

ひとつ救われたのは、先生がちょっとのスペリングミスは気にしないと言っていました。(別に私にだけではなく全体に笑)
私の英語力が”ちょっとのミス”に収まっていることを祈るばかりです。

でもこのテストのために、Very sweetなクラスメイトと一緒にたくさん勉強したのはとても楽しかったです。
彼女がいなかったらと思うとぞっとします。
テスト直前の3時間、彼女と図書館のStudy roomで
勉強。ホワイトボードに大型画面、机と椅子があって友達と勉強する時には便利。
写真を撮った時はちゃんと椅子に座っているけれど、
彼女はこの後、なぜか机に座って勉強を続けました(笑)


前回の授業の後、一緒に復習していたら、
Hoping this will help ease your exam stress. Let's kill this test!
ってメッセージ付きで、手作りクッキーをくれました。
ホントにいつもありがとう!

何かブログに書きたいけれど、なんか今学期になってから前以上に勉強ばっかりしている気がします(^-^;
自分がやりたい楽しいことにプライオリティをつけた結果なので全く文句はないですが。
前に信大に留学していた子に、私がJSA(Japanese Student Association)のイベントにあまりにも参加しないので、「そんなに勉強ばっかりしてこれが思い描いていた留学なの?!日本に帰ってからもっと遊んでおけばよかったって後悔するよ!」と言われましたが、私は絶対後悔しないと思います(笑)
そして別に遊んでいないわけではない!引きこもっているわけでもない!(キャンパス内に引きこもっているとは言えるが)


ということで、突然ですが授業登録のエピソードについてなぜか今、書こうと思います。
数か月前を思い出せば…今苦労しているClinical Child PsychologyとPersonalityは取りたくて取りたくてついにゲットした授業なのです。

アメリカの授業登録のシステムは信大とは全く違います。
それぞれのクラスは定員が決まっていて、セメスターが始まる前に早い者勝ちでWebから登録していきます。Spring semesterの授業登録は10月半ばに始まっていたと思います。
登録にはPriorityがついていて、まずHonor Students(いわゆる成績がよい優等生)、その次に4年生→3年生→2年生→1年生→新1年生というように優先順位が決まっています。同じ学年の中でも、今までに取った単位数によって、1日単位で登録開始日に差があります。
定員に達するとその授業は締め切られます。

これに関しては、信大のシステムの方がいいなあと思います。
取りたい授業の初日に行って、定員オーバーだったら考える…というシステム。くじ引きの授業も多いけれど、取りたい理由を書いたり面接をしたりで選んでくれる授業もあり、本当に興味のある学生から取らせてくれるって感じだったので。

で、交換留学生の立場はというと、一番最後、「それ以外の学生」という扱いになります。悪く言うと、余り物しか取れないのです!

その結果、Clinical Child PsychologyとPersonalityは私の登録開始日よりもはるか前にすでに満席になってしまいました。
でも私に来学期はないし、悔しすぎたので、友達のアドバイスもあってそれぞれの教授にこの授業をとるチャンスはないかとメールで懇願しました。その結果、Waiting Listに載せてくれる&定員を増やしてくれる(これにはまだいろいろあったけれどその辺は割愛ってことで笑)で、両方とも登録に成功したのです!!
先学期の登録の教訓として、取りたい授業があったら何が何でもあきらめないって昔のブログに書いた気がしますが、改めて、本当です。

得にClinical Child Psychologyは、OSUに来る前からとりたい!と思っていたけれど、Fall semesterも同じシステムで満席だからとれなくてしぶしぶあきらめたので、今学期は絶対逃したくなかった!でもいま考えれば、この大変な授業を先学期に取っていたら間違いなくつぶれていたな…

あ、ひとつアドバイス。もし教授と交渉がうまくいかなかったら、毎日Webをチェックし続けてください。登録した後でも自由に替えることができるので、ひょっこり空席ができたりもします。特に冬休みの最後の方~第1週目は、考え直して替える人がけっこういるので!


最後に300%関係ないですが、最近はっとさせられたこと。

Keep smiling, because life is a beautiful thing and there's so much to smile about. (Marilyn Monroe)

Facebookっていいのか悪いのか分からなくなることがあるけれど、Good timingでこの文章が飛び込んできたのです。
寝不足続きで、充実していてもなんか疲れていて顔が怖くなっている気がしたので。