BCMという団体のDiscipleship Conferenceに参加して、6日間、コロラド州で過ごしました。
BCMは、Baptist Collegiate Ministriesの略で、OSUのStudent Organizationの一つです。と言っても、かなり大規模なしっかりしたものだと思います。学生だけじゃなくて大人のスタッフもいるし、キャンパスの近くにBCMの家も所有しています。毎週木曜日にEncounterという礼拝のようなものがある他、Bible studyや特別なイベントもあります。たまにInternational students向けに、宗教に関係なく楽しいイベントも企画してくれます。(私が過去に書いたPumpkin curvingやアイススケートがこれです。)
私の留学が充実しているのは、間違いなくBCMの存在が大きいです。ここでできた大量の友達は、とってもあったかい子ばかりです。
オクラホマからコロラドまでは、バス組とバン組に別れて、ながーいロードトリップです!私は幸運にもバン組だったので片道約11~12時間でしたが、バス組はそれにプラス3時間です!(途中の休憩やら何かとバスは時間がかかるらしい)
歌って、踊って(車の中でもアメリカ人は踊れるのです笑)、寝て、食べて、他愛もない話から真剣なことまで、しゃべってしゃべってしゃべって...全く退屈しませんでした。
合計20時間以上、密室に閉じこもっていたこの仲間は、もはやファミリー♥ |
Discipleship Conferenceは…簡単に言うと、みんなで集まって聖書や神様について学んで、賛美して、絆を深めて…って感じです。
(かなり簡単すぎる気がするが、うまく説明できない笑)
別の言い方をすると、つまり「合宿」です。ただの旅行とは違って、皆で一つの目標に向かいながら24時間共に生活をして…
学びだけではなく、皆で同じ食事&それをゲットするための長蛇の列、部屋での濃厚なおしゃべり、おふざけ、早朝の起こし合い、最終日の異様なハイテンション、日に日に深まる一致団結感や友達との絆、謎のOSUプライド、ここでは枕投げではなく夜中のダンスパーティー…
一瞬一瞬が本当に幸せでした。
普段仲がいい友達の謎の行動がたくさん見られるのも合宿の醍醐味です(笑)例えば…
頭が痛いという友達にバファリンをあげたら、衝撃的な服用の仕方だった。 ちなみにこれ、朝ご飯のオートミール。バファリンはもともと粒状です(笑) |
ちなみにこのConferenceはOSUだけではなく、オクラホマの他の大学のBCMも合同です。OSUから約90人、University of Oklahoma(OU)から約150人、あと、Oklahoma Christian Universityから数人…という感じ。他の大学の友達もできますが、OSUとOUの対抗心はいつ見ても面白いです。
ほぼ毎日、午前中は全体でのWorship&Session、個々のニーズに合わせて選んで参加するWorkshopがあり、午後は自由時間、夕食後に午前と同じようにWorshipとSession、振り分けられたミニグループでの1時間のディスカッションというスケジュールです。1日だけ、夜のWorship以外はフリーの日がありました。
会場のGlen Eyleは、いわゆる少年自然の家?みたいな感じの施設ですが、超広い&ゴージャスな場所でした。広大なコロラドの自然に囲まれて、これ以上、神様の愛を学ぶのに適するところはないという感じでした。
メイン会場のCastle! |
Thank you for the great weather! |
いろんなルートがありましたが、5日目の20人近くのOSUの友達と行ったGarden of the Godsは最高でした。コロラドの大自然の中でこだまするOSUソングやオクラホマの州歌(笑)
難易度3(Max3)のハイキングコース。ほぼ傾斜45度の気がする。 滑りまくったけれどこけはしなかった!笑 でも絶景♥ |
Garden of the Gods |
How marvelous, how wonderful God's creation is! そしてコロラドでもOSUの学生はGo pokes!なのである。(このポーズ) |
♪輝く日を仰ぐとき 月星ながむるとき いかづち鳴りわたるとき まことのみ神を思う 森にて鳥の音を聞き そびゆる山に登り 谷間の流れの声に まことのみ神を思う み神は世人を愛し ひとりの御子をくだし 世人の救いのために 十字架にかからせたり あめつちつくりし神は 人をもつくりかえて 正しくきよきたましい 持つ身とならしめたもう (教会讃美歌171) |
と、こんな感じで楽しいことがいっぱいあったのですが、私の一番好きな時間は、朝晩のWorshipでした。大きな広間に全員が集まって(正確に言うと入りきれないので日替わりで50人ぐらいは別室でテレビ中継なのだが)、讃美歌やWorship songを歌います。前のスクリーンに歌詞を出してくれるので、覚えていなくても大丈夫。なんでこんなに感動するのか分からないですが、本当にぐっときます。歌詞もメロディも素敵なだけでなく、みんなが一体化して同じ主を賛美しているからでしょうね…
このカンファレンスに自由時間がたくさん設けられているのは、いろんな人と話をして学ぶことを大切にしているからだそうです。ハイキングをしたりともちろんみんなエンジョイしていますが、学び合うことに対しても本当に真剣でした。自由時間、食事中、朝の「Time with God Alone」という時間、バンの中…
私も、友達や、スピーカーで来ているたくさんのWisdomを持った方々、スタッフ、いろんな人との会話を通して、たくさんのことを学びました。普段から私の会話は崩壊気味なのに、スピリチュアルな会話なんて、相当わけわからないことになっていたと思いますが、たくさんのことを教えてくれて、導いてくれて感謝しきれません。
すごく印象に残っていること。
私の大好きな友達の一人、Erikaは、太陽並みに明るくて、ミュージックがなくてもどこでも歌って踊っている感じの子です。声は大きいし、いつでもしゃべってるし、常に笑顔300%系です(全力で褒めてます笑)
1つ同じ授業を取っているのですが、私がたまに分からなくなって固まると、背中を撫でて解凍してくれます(笑) いつも助けてくれて、いろいろ教えてくれますが、彼女は筆記体でノートを取るので、見せてもらっても筆記体が読めない私にとっては豚に真珠ですが(;'∀')
そんな彼女に、私の信仰や神様との関係、普段誰にも言わないようなことを相談した時の彼女の顔が忘れられません。普段の明るさはそのまま、でも深い深ーい優しさがにじみ出ていました。いい友達と同時に、本当に尊敬できる、憧れの子です♥
I love you♥ |
自分が留学生であること、ここがアメリカであること、英語であることを全て忘れて、素になって心から楽しんでいることに後半になってから気付き、自分で自分に驚いたぐらいです。
ちなみに、OSUからのInternational studentは私だけだったのですが、日本語を広めてきました(笑)
ある男の子が何か使える日本語教えてと言うので「きみかわいいね」と言えれば日本でGirl friend作りやすいんじゃないと教えておきました。そしたらそれがどんどん広まり、最終日には性別関係なく、「キミカワイイネ!」「アリガトウ!」「ドウイタシマシテ!」というミニダイアローグがあちこちで繰り広げられていました。私は果たして正しいことをしたのか、疑問です(笑)
いろいろ学んで、たくさんの人の優しさや温かさに感動して、アメリカに来て以来一番、素の自分でいられた6日間。素敵な時間を大好きな人たちに囲まれて過ごし、たくさんの御言葉をもらって、確実に私の中で何かが変わりました。
絶対に需要は低いと思いますが、最後にコロラドで歌った私のお気に入りをつけておきます。