2017年2月18日土曜日

Dear Tutors

今日、Infant and child developmentのテスト勉強を友達と一緒にしていた時、その子に聞かれたこと。

「How can I make more International friends?」

彼女は授業の後、毎回一緒にお昼を食べながらその日に習ったことで私が聞き逃したことや分からなかったことを確認してくれます。
それだけではなく、彼女の教会の夕食会に連れて行ってくれたり、いろんな話をしたりと、かなり仲のいい友達になりました。2人でテスト勉強をするのはあまり得策ではないかもしれません。話が脱線しまくりでしたから…とはいえ、私は大助かりでした。Thank you Emilie!

彼女曰く、彼女の教会は留学生があまりいないからもっと誘いたいけれど、アメリカ人にどうしてもらったら嬉しいかを聞きたいとのこと。
彼女自身も、私が初めての留学生の友達だったそうです。
私が最初に思ったのは、「いや、あなたが素晴らしすぎたから私はこうして今友達なんだから、そのままでいいんだけど…」
とにかく、私が彼女に言ったことは、私が日本で留学生にしてあげたらよかったことなので、ちょっと書いておこうと思います。


基本的に、留学生は現地の学生の友達をいっぱい作りたいと思います。(もちろん留学生同士もだけど。)
いろんな経験をしたいし、現地の文化に触れたいと思っていると思います。
手続きや苦労を乗り越え、努力してはるばる違う国にやってきたのだから、やる気に満ち溢れていると思います。

そう思っているなら積極的にどんどん行動して、友達も自分からつくっていけばいいじゃん!と思うかもしれませんが、
自分が留学生の立場になってみて思ったこと…
新しい環境で、まだつたない外国語で、何が良くて何が失礼なのかも定かではない異文化の中で、現地の人達に近づいていくのは、緊張します!やる気はすごーくあるつもりなんだけど、ちょっと怖くて怖気づいてしまう…そして後でなんで行動できなかったんだろうと涙が出るほど後悔する。


留学するって想像以上にストレスフルなことだと感じました。
自分のできないことが際立って、ここまで来ても自分を変えられないことに無力感を感じたり自分を責めたり…
友達がいっぱいいて本当に幸せでも、孤独感や劣等感を感じることは今でもあります。
まあ個人の性格にもよると思いますが(こっちが引くぐらい積極的でだれにでも話かけられる留学生だっていっぱいいます。私はその部類ではなかった笑)

きっと私が信大で出会った、たくさんの魅力的な留学生達も、多かれ少なかれ、表に出さなくても私と同じような気持ちを味わっていたんだろうなあと思います。
同じ国の子同士で固まってしまう気持ちも、なんだかわかる気がします。外国の大学にいるってこと自体がすでにもうsuper challengingで、想像以上にエネルギーを使っているんです。母国語でストレスを発散させる場所がたまには必要です。きっと、意欲がないからたむろしているわけではなく、Capacityを超えて頑張っている中での束の間の休息なんじゃないかなあと思います。

そんな時、友達の一声、笑いかけてくれる、ちょっと気にかけてくれる、手伝ってくれる、メッセージをくれる、一緒にいてくれる、ご飯や勉強会に誘ってくれる、すれ違い際に名前を呼んでハグをしてくれる(日本じゃハグまではいかないとしても笑)…そんな一つ一つの現地の友達との何気ない一コマが、身に染みて嬉しいんです。本当に、そんな一瞬の嬉しさでその日の疲れや悔しさが吹き飛ぶこともしょっちゅうです。

例えば、Personalityのテスト前日に…

一緒に図書館でテスト勉強。
いつまでたってもValifiabilityと言う言葉がReliability, Validityと混同し
覚えられない私のために替え歌を作ってくれたクラスメイト。
 
筆箱の中にこっそりメッセージを書いて入れておいてくれた…
How sweet!

私がチューターや日本人学生に言いたいこと。
・自分から留学生に声をかけてみてください。特に最初は会話を誘導してみてください。
多分、最初はみんな緊張していて、慣れていなくてぎこちなかったりするかもしれませんが、本当は友達になりたいんです。
・言葉がつたなくても、ちょっとだけPatientになって聞いてみてください。留学生にも話させてあげてください。
言葉が出てくるのに時間がかかることはあるけれど、きっと言いたいことがたくさんあると思います。
・その留学生の国や言葉、文化に興味を持ってみてください。いろいろ尋ねてみてください。
興味を持ってくれるとすごくうれしいです。
・いろいろ教えてあげてください。当たり前にみえることも含めて。誘ってあげてください。
みんなにとって当たり前のことだったり、そこら中に書いてある情報でも、留学生にとっては他の言語だから無意識に得る情報が少ないし、読んでも何か分からなかったりするんです。
・言葉が間違っていたり、もっといい言い方があったら、それとなく教えてください。
語学力を上達させようと、留学生は必死なんです。別に「今のは違う!これが正しいよ!」と言わなくても、正しい言い回しで私が言ったことを繰り返してくれるだけで、とっても勉強になるんです。
・もし自分が外国に留学して、留学生の立場になったらどんな風か…ちょっと想像してみてください。
それで自分がして欲しいことを、多分目の前の留学生も感じていると思います。


結論…つべこべ言わず、チューターの義務だからとか考えず、普通に友達になってみてください!
あなたの一声が、留学生にとっては一生の思い出になるんです!

※全て、私の勝手な意見です。チューターの皆さん、ちゃんと佐藤先生や河野さんに従ってください笑

なんだか書いていて、自分の言い訳パーティーみたいに見えて恥ずかしいですが…(;'∀')
信大に戻ったら、チューターをするしないに関わらず、私はこうやって留学生に接したいなあと思います。
ちなみに、毎日、帰国せずにOSUに残る方法はないかといろいろ妄想しています笑

2 件のコメント:

  1. 自分でなに言ってるか分からなくなるくらい時間かけて喋っても、うんうんって話聞いてくれて会話してくれるのがすごくありがたいんだよね��
    そういうちゃんと話聞いてくれる相手だともっと話したい伝えたいって思うよね!
    あかりちゃん良い記事書いた��

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  2. あかりさんのブログ素敵です❤私も現地の友達が気にかけてくれたり、準備はどう?っていってくれるその一言が本当に嬉しいんですよね!日本語を勉強している友達にこのブログにあかりさんが書いてくださったことを実践してみようと思います!

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