2016年11月19日土曜日

Little Things

今週学んだこと:3時以降に寝るのを3日続けると、3日目の頭痛は薬を飲んでも効かないうえに頭だけではなくお腹もおかしくなる(笑)
皮肉なことに、そこまでしたテスト勉強で覚えたことは、人間8時間の睡眠が必要だとか、20代の生活習慣が一生影響するとか。
でも先生に「You're doing good in the class.」と言われて、疲れは割と吹き飛んだのでした。

さて、アメリカにいると、毎日小さいながらも刺激的なことがたくさん起こります。今日はその一部を紹介します。

Netflixの価値
アメリカ人にとって、Netflixとはいったいどういう存在なのでしょうか。
グループで自己紹介をする時、大抵一人はNetflix大好きな人がいます。
Developmental Psychologyで、結婚すると何をカップルはシェアするか?と話していた時に出てきた答えは、
「お金、ベッド、Netflixのアカウント」の3つでした。結婚ってそういうものなのか?(笑)
また、カウンセリングの授業でキャリア形成の話をしていた時、先生が大学院時代の忙しさを話していたら突然一人のクラスメイトが、
「それじゃあいつNetflix観るんですか!?」と真剣に聞いていました。それに対して、「2時ぐらいになっちゃうけれども観る時間はあるよ」と真剣に答える先生… どうやらNetflixとは、私が考えている以上に偉大なもののようです。


沖縄の位置づけ
Developmental Psychologyの教科書で不思議なグラフを見つけました。
日本が長寿国であることはこっちでもよく知られているようです。その中でもこの教科書は、沖縄が長寿であることについて述べています。この時点で私としては、「長野県こそ長寿県じゃなかったっけ?」等といろいろ思うことがあったのですが、このグラフ…
がんで死ぬリスクの国別比較。
グラフに記されたCountryは、Okinawa、Japan、United States…

もはや、沖縄が日本から独立しています。そして、本文中には、「沖縄は中国の東にある小さな島」と書かれているし!なんか…微妙…
ちなみに、お年寄りを尊敬するのって日本の文化らしいです。授業で初めて聞いて結構びっくりしました。


こたつの用途
先週、日本人は床に座るのかと聞かれたので、ついでにコタツという素晴らしいテーブルがあると、写真を見せながら紹介しておきました。「中にヒーターがついているからあったかくなるんだよ」と教えたら、返ってきた反応は、「じゃあ日本人はここで料理するのか?」
いや、料理ができるほど熱かったら、写真みたいに座って団欒していられないでしょ…
コタツが何かを理解していた他の友達が私たちの会話を聞きながら爆笑していました。


日本人のアクセント
先日ルームメイトと、もう一人よく一緒に勉強してもらっている友達と3人で歩いていた時の事。2人が、
「Akariと一緒にいると、変なアクセントがうつる」「私も!」と盛り上がっていました。悪かったね!(笑)
そしてその数分後、2人は「他の言語を勉強する時、Naitiveの発音になるべく近づけたい」という話をしていました。
悪気はないと思いますが、これをネガティブにとらえると、私の英語に対する批判に聞こえるんですけど…(-_-;)
発音が悪いのは認める。アクセントがおかしいのも認める。でも日本語はあなたたちよりずっと上手だから!と心の中で叫んでおきました。(2人とも日本語を勉強しています。一人は本格的に、もう一人は趣味で。)
ちなみに彼女達とけんかしているわけでもなんでもなく、仲良しなのは続いているのでご心配なく(笑)


素晴らしい友達
23:59締め切りのペーパーを、22:00になってもまだやっているという大胆な行動をしました(笑)
この課題、Extra creditだったっていうのもあるけれどもね(やったらボーナスポイント上げるよ~というもの。)
今のところペーパーでほぼ満点を取ることができるのは、他でもないVanessaのHelpのおかげです♥ 
一回、彼女のチェックなしでレポートを出したら何点ぐらい取れるのか試してみたいけれども勇気がないです(笑) 
いつも本当に感謝していますが、たまにこんなことも…ま、こんなことをしてくれる友達ができて本当に幸せです。
私のPaperの意味が通じないところを直してくれている…
と同時に、私のフードの中にこっそり大量のペンを入れている。
それを面白がって写真に撮る別の友達(笑)


Amber、Lin、Vanessa!最高の友達です。
寮の地下のスタディールームに他に人がいないので、
三角コーンの中にペンを投げ入れるという遊びを開発しました。
「類は友を呼ぶ」と言うように、国が変わってもKidishな遊びで盛り上がる友達が私にはできるようです。

2016年11月15日火曜日

Fears of Speaking English

Veterans day
11月11日は復員軍人の日?らしい。
一つ一つのフラッグが、戦争などで殉職された方を表しています。

アメリカに来て3か月がたちました。
最近自分の中で睡眠不足以上に大きな問題となっているのは…英語がうまくしゃべれない
あ、これ授業に関係することでです(授業中とか先生と話す時とか)
友達としゃべっている時についていけなかったりうまく説明できなかったりするのも日常だけど、それは聞き返しやすいし誤魔化せるし、
もはやそこまで気にしていません(;'∀') よくないとは思うけど、それも気にしていたらおかしくなっちゃいそうだからね…

もちろんうまく話せないのは最初から問題ではありました。でも最初は授業で必要最低限のことを理解して課題をこなしていくことで精一杯でした。3か月たってやっと慣れてきて、周りに多大なるご迷惑をおかけしながらも授業で生き抜いていく技は習得しました(笑)
そうなると次の課題は…


①授業で話すのが怖い
アメリカの大学では、発言することが重視されているから、受け身で授業を受けていてもいい成績はとれない…こんな日本人にとってはちょっと恐ろしい話を聞いたことがある人は多いんじゃないでしょうか。
少なくても私が取っている授業ではあまり積極的に発言できないから、それが成績に影響することはないです。先生が問いかければ答えるし、分からなければ質問することが当たり前に文化として定着しているようです。

実はセメスターの最初の方でディスカッションばかりのクラスでたくさん話せないことを先生に相談した時、「話すことがcomfortableじゃない時に無理に話そうとしなくてもいいよ」と言われました。この先生の何を話そうと、どんなに英語が崩壊してようと、プレッシャーを与えない天使のような雰囲気、本当にadmireです。
他の先生と話した時も「授業中にあまりしゃべらなくても、一生懸命やっているのはわかっているから大丈夫よ」と言われました。

でもけっこう授業中に話したい時はたくさんあります。聞きたいことがある時もたくさんあります。
しかし、その10分の1ぐらいしか、実際には声に出していないような気がします。 
理論上?間違えるのを恥ずかしがるなとか、完璧に話せなくても伝わればいいのだとか、そんなことで悩んで聞きたいこと聞けなかったら何のためにわざわざアメリカで勉強してるんだとか、いろいろ分かっていますが…
ま、いつでもそんなに強気になれないのが現状なのです(涙)


②アカデミックな内容が話せない
先生と話す時や、友達と授業の内容とかを話す時、日常英会話と違ってなかなか思うように話せません。佐藤先生が多文化共生の授業で「日常会話ができるから学校でアカデミックな内容を理解してやっていけるという訳ではない」と言っていたことを思い出します。ホントに、ちょっと複雑な内容になると、文になっていない英語になります…

今週、オフィスアワーで先生と話していた時、英語のできなさを思い知りました。この先生、めちゃくちゃいい人なので、ものすごーく頑張って私のBroken Englishをうまくくみ取り、丁寧に説明してくれます。先日最後に、「たまにあなたの言いたいことがわからないから、私が助けになっているかわからないんだけど、大丈夫?」と聞かれました。(sometimesって言ってたけれど、実際はalwaysでしょう。)
いや、one of the most helpful people I've ever met hereです。こないだなんて、教科書に出てこない専門用語のスペルを、授業中にキャッチできなかったので授業後に私の超遅い能力に合わせてスペルアウトしてくれたし…(^-^; 

仕方ないと思いつつも、自分のレベルの低さに唇をかみたくなります。
仕方ないと思いつつも、先生やクラスメイトに本当に申し訳ないと思ってしまいます。


とりあえずまとめると、
最近自分の英語に自信が持てないから話すことに恐怖を感じる but 話したいことはたくさんある
この2つが常に対立していてなかなか心は荒れ模様です。

ある意味、最初の壁を乗り越えたから最近この問題が浮上してきたのかもしれません。
昨日、カウンセリングの授業で話している時に脚が震えているのに気が付いて、前はそこまで深刻に考えていなかったんじゃないか?
と思います。話そうと思うと心拍数が上がるのを感じます(笑)

具体的に解決策があるわけではないですが、こっちに来てから作り出した、自己慰め論の一つ(こんなのばっかり開発してる笑)
自分が精いっぱいやっていれば、後は時にしか解決できないこともあるさ!
最初の3か月、辛いことも多かったけど、こんな大きな環境の変化に最初からパーフェクトに適応できなくてもいいんじゃないでしょうか。怠けているわけではなく、自分なりにがんばっているなら、結果がすぐに出なくてもそのうちなんとかなるでしょう。
(実際この3か月そうだったし!)

もうすぐ今学期は終わっちゃうけれど、話せても話せなくても後悔だけはしないように、
心臓バクバクさせながらもStruggleしていこうと思う今日この頃です☺

そうね…たいてい金曜日は心身ともにwiped outだし、
英語が話せないことで一番悩んだ1週間だったし、
倒れこむのも無理ないか…という訳ではない(笑)

2016年11月8日火曜日

Church in America

日曜日、サマータイムが終わって、日本との時差は15時間となりました。
しかし、いろんな人に言われて、ご丁寧にメールも来ていたのに、完全に忘れていました。
休日なのに朝起きたら8時で「今日はなぜこんな早くにすっきり目覚めるのだ?!」(8時で早い!と言っているあたりに人柄が出ます笑)とちょっと得した気分で教会に行き、10時半から始まる礼拝に参加。終わってその日初めて自分の腕時計を見たら…12時半!
いや、絶対に礼拝に2時間もかかってないでしょ!いつも1時間で終わるのに!と混乱して教会の壁時計を見ても12時半…
はてなが100個ぐらい脳みそに浮かんだところでやっと気付き、スマホの時計を見たら11時半でした。
スマホやパソコンは自動で切り替わってくれますが、アナログの時計には要注意です(笑)

ということで、今日は教会について少し書こうかと思います。
アメリカで教会に行って新鮮だった方が多いと思いますが、実は私は日本でも教会に行っていたのでそれほど衝撃的ではないのですが。

やっぱりアメリカ、いたるところにいろんな宗派の教会があります。大学生の教会とのかかわりも強くて、「今日はbible studyがあるから!」とよく聞きます。International Students向けのクラブを持っている教会も多く、私も複数の団体でお世話になっています。
個人的な感想…教会関係の集まりに行くと、みんなすごくFriendlyな気がします。
すぐに「Hi!What’s your name?」と話しかけてきてくれて、オープンです。やっぱり教会の名のもとに集まると自然とこうなるのかな。

そういえば少し前に、いろんな面から自分のアイデンティティについて書くエッセイがあって、
選択肢の一つにReligious Identityがあったのですが、私にとって宗教って何なんだろうと考え込んでしまいました…
(ドツボにはまりすぎたので結果、そのアスペクトは選ばないという選択を取りました笑)
深いことは言えないですが、アメリカと日本での宗教の捉え方の違いは大きいと思います。

Zion Lutheran church
寮から歩いて15分ぐらい。


日本じゃ礼拝堂に国旗があるなんて考えられない…
すごく共鳴するので、歌を歌う時とてもきれい!

私は自分が日本で行っていたのと同じ教会を、全世界共通のマークのおかげでキャンパスの近くに見つけて行っています。
(正直、宿題に押しつぶされて外に出れない日曜日も多いのだが)
英語とはいえ、礼拝のスタイルとかほぼ同じなのでなかなかホッとします。知っている讃美歌が出てきたときはテンション上がります(笑)

教会の方の一人の家に、日本から交換留学している高校生がホームステイしていて、まさかの出身地一緒!この週末は家に招待して頂き、お寿司を作りました☺問題は、年下のはずなのに彼女はとてもきれいで髪の毛もふわふわで、お姉さんっぽいことです(笑)

私とその隣の子以外は高校生!みんなの方が大人っぽいのだ…

主にきゅうりの味しかしない笑
盛り付け方も斬新な気がする。

まとまりのない投稿ですが、教会は誰に対してもすごくオープンなので、遠慮せずに行ってみると、大学内だけではなく新しいつながりができたりして良いと思います!


どうでもいいですが、今日授業でproblemと言ったのがprogramと聞こえていたらしく、意味が通じるのに時間がかかったのでした。
(まあこんなのいつものことっちゃいつもだけど。)
それに気付いて皆に「彼女はproblemと言っているんだよ!」と助けてくれたのはドイツからの交換留学生…
同じ交換留学生と言う立場でも、ものすごーくレベルが違うのです涙
では。



2016年11月3日木曜日

The Miracle of Final Exam

本当はブログなんぞを書いている場合ではなく、明日締め切りのレポートが終わらず崖っぷちに追い込まれているのですが、読んでも読んでも意味不明なArticleとちょっと距離を置くことにしました。21ページ&17ページもある記事を読んで、それぞれのサマリーを書いた後に自分の考えを書くのですが、まだサマリーの片方しか終わっていません。また図書館引きこもり大作戦かな…雨降っているしちょうどいいか。

こんな悲惨な状況の中、ちょっとだけ奇跡が起こりました!
Introduction to Human Development and Family Scienceは、2単位しかないので今日で授業は終わりでした。で、金曜日にFinal Examが襲ってくる予定だったのですがいきなり先生から授業後にメールが来て、
「Your excellent attendance and your outstanding grades place you in an elite group. You are exempt from the final exam.」
というのです。ここでまず、exemptの意味がわからないので、調べてみると「免除する」と辞書に載っているではありませんか!
最初、英英辞典で調べていたけれど、信じられなかったのでWeblio翻訳にかけて日本語で確かめました(笑)
つまり、期末テスト受けなくていいというのです!いきなりビッグでストレスフルな壁が消えたのです!(*^▽^*)
壊滅的な英語力でも、それなりに結果が出せたことはすごくうれしかったです。

思えばこの授業、最初に先生が言っていることが分からなさ過ぎて、授業で必要なカードを買うことさえできず、授業のあとに先生と深刻に相談したところからスタートしました(笑)
その後、プレゼンテーションに泣きながらしがみつき、毎週末ペーパーがあり、毎回のコメントカードに書く質問は口頭で言われても毎回意味不明なので隣の子にリピートしてもらい…地獄の中間テストは何人に泣きついてノート見せてもらってエッセイ仕上げるのを手伝ってもらったか、もはや数えられません(;'∀') みなさんお世話になりました!

でも同時にすごく楽しいクラスなので、これから来る人にはぜひおすすめしたいです。先生はめちゃくちゃいい人だし。宗教、差別、子ども、虐待、政治、社会起業…いろんなトピックが出てくる上に、これがアメリカ社会なんだなあと学べる部分が多かったです。Black Lives Matterを扱った日は、衝撃的過ぎて晩御飯が食べられなかったです。
あと、「人を助けるにはまず自分を知ること」という先生の考えから、面白いアクティビティもたくさんありました。子ども時代を振り返ったり、自分に良い影響を与えた人に手紙をかいたり。

ま、何よりも印象に残っているのは最初に強く言われた、「Don't hesitate to ask for help」です。
他の授業でもこの言葉を信じていろんな人の邪魔をしています(笑)

ということで、夕方は超ハイテンションだったけれど、スーパー早口な友達2人と晩御飯を食べたので、また自分の英語の話せなさを突き付けられて、悔しい限りです。でも、フィンランドで教育を勉強している交換留学生と、チャイルドライフの授業が一緒で私がadmireしている子なので、例え日本の教育とお金、退学率の関係をうまく説明できなくても楽しかったけど!(笑)