2016年12月29日木曜日

Christmas in Utah


21日から26日まで、Utah州でホストファミリーとクリスマス前後を過ごしました。
特別Utahを観光したわけではないですが、大好きなホストファミリーとショッピングをしたり映画を観たり(初めてアメリカで映画館に行った!)、子どもたちと遊んだり、なぜかスペイン語を勉強させられたり…


家にお邪魔してまず驚いたのが、このクリスマスプレゼントの数!高い天井ぎりぎりの大きなクリスマスツリーの下には、あふれんばかりのプレゼントが!この写真、絵葉書にできそうじゃないですか?笑

パイロットのお父さんは25日には仕事があったため、24日の夜にクリスマスディナーを家族、おばあちゃん、プラス私で囲みました。
料理の得意なお父さんの作ったローストビーフは絶品でした!
ほかにもパスタとかマッシュポテトとかティラミスとかあったけれど、
写真撮り損ねた。

25日の朝、みんなで大量のプレゼントを開けました。見てのとおり、あの量なので一体どれだけ時間がかかったか…私のためにもたくさんプレゼントを用意してくれていました。感動!

この家族では24日にパジャマをもらうのがFamily cultureだそうです。
そのパジャマを着て、25日にプレゼントを開けます。


オクラホマで使えるものを…と考えて選んでくれたそう。
ストレス解消ボール、インスタント味噌汁、ボディクリームなどなど。

ラッキーなことに、24日の夜から25日にかけて大量に雪が降り、文字通りのホワイト・クリスマスとなりました。山に囲まれ、日本とは違ってクリスマスにふさわしい雰囲気の木がたくさんあるここの景色は最高でした。
しかし、パイロットの本性を見た…フライトがキャンセルになれば仕事に行かなくていいそうで、家族みんなで雪で飛行機が飛ばなくなることを願っている…使う客としては迷惑な話です(笑)
結局、予定通りの時刻にお父さんはかっこいいパイロットの制服に身を包み、出かけて行きました。


25日の朝

26日の朝


25日の午後は、University of Utahの中にある子ども病院のそのまた中にある、Ronald Mcdonald Family Roomというところで、利用する家族のためにディナーを作りました。
これは、大きなチャリティー団体の一つで、子どもが入院している家族が子どもの近くにいられるようにするために活動しています。
子どものガンや重い病気を治療するために、遠く、中には別の州からUtahの子ども病院に来ている家族がたくさんいます。子どもは入院していて病院にいても、家族が泊まれる部屋やベッドは病院にはない…でも家族がなるべく子どもの近くにいられるように、泊まることのできる部屋などを用意した施設が、Ronald Mcdonald Houseです。病院から車で5分ぐらいのところにその建物があり、病院内には家族がくつろげる部屋があります。今回はその病院の中の部屋で、私のホストファミリーを含めた3家族クリスマスディナーを用意し、利用する家族に振る舞いました。ここでは毎日3食、ボランティアで家族や団体が料理を作っているそうです。
約60食分、用意するのはなかなか大仕事でしたが、とてもいい経験でした。
世の中クリスマスで浮かれていても、休みなしに病気と闘っている家族もいるんですよね…私たちが作った料理が、少しでもそんな人達の楽しみになったらな…

ちなみに、マクドナルドハウスは日本にも10数個あります。
http://www.dmhcj.or.jp/


ちなみに、クリスマス前にはダウンタウンのホームレスのためのシェルターに古着を寄付しに行くのについていきました。正直、あんなにたくさんホームレスの人が集まっているのを見たのは初めてでした。モルモン教が根付いているUtahでは、助ける人が多いから助けを求める人が集まってくるんだと、ホストマザーが教えてくれました。

雰囲気からわかるかと思いますが、私のホストファミリーはアメリカの中ではかなり裕福な家庭だと思います。そんな恵まれた環境の中で、お父さんお母さんが子どもたちに「自分たちが恵まれていること、感謝することを忘れないで。」とクリスマスの間、何度も言っていたのが印象的でした。

私を本当に家族の一員として扱ってくれた、ホストファミリーには感謝しきれません。
いろんな経験をした、unforgettableな初アメリカでのクリスマスでした。


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